2017年1月19日
オイシックスと大地を守る会が経営統合 自然派食品宅配でシェアトップに

高品質・高付加価値分野の食品宅配サービスのオイシックス㈱と、有機食品宅配のパイオニアである㈱大地を守る会は先月22日、経営統合へ向けた株式交換を行うと発表した。今秋をメドに正式合併をする両社の売上高は約337億円(2015年実績)となり、自然派食品宅配業界で最大手となる。

「より豊かな食生活をより多くの人へ」という企業理念を持つオイシックスは、2000年に創業。EC市場において「安心・安全」「時短」など、時代のニーズに沿った高品質・高付加価値分野で独自性・競争優位性の確立に取り組んできた。平成26年3 月期決算では約159億円だった売上高も、平成28年3 月期決算では200億円を突破している。一方、大地を守る会は有機野菜や無添加食品の会員制宅配事業の草分け的存在。「安心・安全」に強くこだわった農畜水産物、無添加の加工食品を提供し、売上高は約135億円。

昨年には大手GMSやSMがオーガニック専門店を相次いでオープン。2017年は“オーガニック元年”と言われるまでに市場は活気づいている。両社はこのような状況下の昨年10月頃より、本統合も視野に入れた検討をスタート。①ユーザー層はオイシックスが30~40代、大地を守る会は40代以上であり互いの顧客層を補完できること②栽培農家や物流など調達から販売までの効率化・収益率向上―― など、シナジー効果が見込まれることから、市場拡大と食品を通じた社会貢献の実現へは「経営資源を結集し、新たなグループを形成することが有効」との結論に至ったという。両社の売上高は2015年度実績で約337億円となり、現在、自然派食品宅配シェアトップのらでぃっしゅぼーや㈱の約223億円を抜き、国内第1 位となる。「Oisix」「大地宅配」各ブランドでの事業展開は継続される。

本年秋の本統合に向け、オイシックスを完全親会社とした株式交換を実施。株式交換比率はオイシックス1に対し、大地を守る会261となる。これにより、筆頭株主が島宏平氏(オイシックス社長)、2位株主がローソン、3 位株主がリクルートH Dに。ローソンの親会社である三菱商事は、オーガニック・ナチュラル製品強化を打ち出すイオンの筆頭株主でもある。自然派食品分野への大手の影響力はますます強まると言えそうだ。





詳しくは健康産業新聞第1612号-B(2017.1.18)で
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