2016年11月21日
日本綜合医学会 「第70回東京大会」農薬使用と発達障害の関係性に言及

日本綜合医学会主催「第70回東京大会食が人を変える~健康長寿のカギ!10年後のあなたは大丈夫?~」が3 日、都内で開催され、「食で変わる。農、食、医の根本から病気を防ぐ」をテーマに、4 講演・会員発表などが行われた。

1954年設立の同学会は、食を基本とした予防医学を実現するため、総合的な医学・医療に関する研究と普及、および人材育成を図り、国民の健康増進に貢献するための活動を行っている。

講演では、元東京都神経科学総合研究所参事研究員の黒田洋一郎氏が「脳発達の異常と環境化学物質汚染」と題し、自閉症やADHDの発達障害と、発達神経毒性などを持つ環境化学物質の関連性について解説した。同氏は、単位面積当たりの農薬使用量が多い韓国(世界1 位)、日本(同2 位)、英国(同3 位)、米国(同4 位)と、発達障害有病率の順位が一致していることに触れ、「農薬使用量と発達障がい児の増加の関係は無視できない」と指摘。「有機リン系農薬に曝露した子どもにADHDのリスク高まる」などの論文をはじめとした農薬の脳発達に対する毒性を示すデータが次々に報告されていることを強調した。

最近のADHDは成人してから発症するものも多いといい、危険性のある化学物質の早期規制の必要性を訴えた同氏は、新潟県佐渡市などが取り組む野鳥の野生復帰プロジェクトなど、環境保護活動の成果を挙げながら「国内でも前向きな取り組みが増えている。ぜひ有機農業運動を
推進していただきたい」と期待を寄せた。





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