2016年10月31日
【冷え対策】“温活”実践者増加で、マーケット活況

温活マーケットが熱を帯びてきた。女性の8割以上、国民全体でも約7割が冷えを抱えていると言われる中、テレビや女性誌などメディアが冷えの危険性や温活の健康・美容効果、好調な温活マーケットについて紹介する機会も増え、従来は秋冬シーズンしか売れなかった温熱・温浴商材が、最近は年中売れる商材に成長している。




■メディア露出増加で温活ニーズ喚起
数年前から提案が始まった日常生活で体を冷やさないようにする、体を温めるといった新しいライフスタイル「温活」が、マーケットを取り込んで広がりを見せている。温活への注目が高まる背景には、現代人の多くが冷えや低体温に悩まされている実態がある。各方面の調査では、女性冷え性(症)を抱える女性は8割以上とされている。加えて近年は、深部体温が低い「冷え」状態の人も増加しており、男女問わず国民の約7割に達すると言われている。

冷えの原因は食生活の乱れ、運動不足、ストレスなど。冷えは免疫力や基礎代謝量の低下、内臓の働きの低下、自律神経バランスの乱れ、うつ―― などの要因とされ、様々な疾病を誘発する危険性を孕んでいる。また美容面でも肥満やセルライト、むくみ、肌のシミやクスミ、髪のパサつきなどの原因とも言われ、“冷えは老化のシグナル”と警鐘を鳴らす専門家もみられる。

国民の健康志向が高まる中、悩みを抱えた女性が多い「冷え」は、テレビや女性誌などメディアにとっても格好のテーマで、最近は多くのメディアが季節を問わず、冷えの危険性の紹介や、温活による健康・美容効果を紹介する機会が増加しており、消費者の冷えに対する知識の向上、温活ニーズを喚起する好条件となっている。実際、冷え性(症)の悩みを持つ人が多い女性層を中心に、温活の実践者は年々増加傾向にあり、マーケットをみても、保温効果や温熱効果に優れた腹巻きや肌着、靴下、寝具類、入浴関連商材、ショウガやヒハツ、ニンニク、高麗人参など温感素材や血流促進素材を配合した食品・サプリメントなど、従来は秋冬シーズンを中心に売れ行きが伸びていた温熱商材・食品が、今では夏場でも売れる通年商材に成長している。厚生労働省の統計によると、マッサージ機器や熱療法治療器など血行を促進して冷えを改善する効果のある家庭用医療機器の国内出荷金額は約650億円、薬用入浴剤は約450億円となっている。ここに医療機器以外の岩盤浴や炭酸泉、水素浴機器などの温熱・温浴機器類、マットやシートを含む温感系の寝装品類、腹巻き、肌着・靴下類、浴用化粧品等の関連商材、さらにショウガや高麗人参などの温感食品・サプリメントを加えると、そのマーケット規模は計り知れない。




健康産業新聞第1606号(2016.10.19)より一部抜粋
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