2016年8月25日
通販メーカーの機能性表示食品 最多はアイケアサプリ

トクホになかったカテゴリーに人気集中


機能性表示食品制度がスタートし1 年が経過。これまでに受理された商品は今月8 日時点で375品となり、各社から続々と機能性表示食品が登場している。機能性表示食品の代表格ともいえるファンケルの『えんきん』は、昨年度売上35億円超と、前年の8 億円から驚異的な売上の伸びをみせているほか、機能性表示食品第1 号となったライオンの『ナイスリムエッセンスラクトフェリン』は、機能性表示食品制度を利用する前の従来品の売上と比較し1.2倍に増加するなど好調に推移している。同制度利用前には、大方の予想で店販ルートの売上増が予想されていたが、サプリに限れば通販メーカーが市場を牽引する格好となっている。

8 日時点で機能性表示食品として受理された375品のうち、現在通販ルートで販売している商品は126品。全体の約34%を占めている(発売前商品や届出撤回商品は除外)。販売品目数最多は、森下仁丹の9 品、次いでアサヒフード&ヘルスケア(アサヒグループ食品)、ファンケル、大塚製薬が7 品で並ぶ(メーカー通販で取り扱っている品目のみをカウント)。

各社の商品をみてみると、訴求する機能性テーマ別では、「アイケア」が23品とダントツ。次いで「肌の保湿」が14品となっており、従来のトクホにはなかった訴求カテゴリーに人気が集中している。一方で、「血圧抑制」と「中性脂肪低減」がそれぞれ10品ずつ、「内蔵脂肪低減」が9 品、「コレステロールの抑制」や「糖の吸収抑制」など、抗メタボ領域のテーマで括ると4 7 品となり、約半数近くを占める結果に。抗メタボ機能を有するSR実施済み原料が多く流通していることが要因とみられ、当分この流れは続くと予想される。今後の展開について、通販メーカー数社へ聞き取りを行った結果、関心がある訴求テーマは「免疫領域」、「血管など特定臓器の維持・向上」などの回答が。従来にはない訴求点を模索することで、他社と差別化を図ろうとする姿勢がみてとれた。今後、製薬メーカーや大手食品メーカーなどが数多く市場参入するとみられており、消費者に対しどのような訴求を、どのようにアプローチしていくのか注目が集まる。




健康産業新聞第1602号(2016.8.17)より一部抜粋
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