2016年7月15日
2016年上半期 健食受託製造 人気受注素材&下半期予想ランキング

本紙編集部では健康食品受託加工・製造企業を対象に「本年上期の人気受注素材」と「本年下期に増えると思われる受注素材」について調査し、80社から回答を得た。上期受注素材のトップは植物発酵エキス(酵素)が2位を大きく引き離しトップ。コラーゲン、青汁原料、乳酸菌、プラセンタが続いた。昨年同時期16位の水素が票を増やし7位にランクアップしたほか、インバウンド需要で伸びた納豆関連素材、そのほかアイケア、スポーツニュートリションなども顔を出している。




本年上期の人気受注素材で回答のあったのは40種類以上。例年同様、美容や健康維持、アクティブシニアサポート関連の素材が目立った。新制度対応素材も多く見受けられたほか、昨年よりランキング上位に入った乳酸菌も上位を堅持した。

首位は植物発酵エキス(酵素)。2 位のコラーゲンとは8 票差。国内はもとより、中国人を中心とした外国人訪日観光客によるインバウンド需要の柱になるほどの成長ぶりをみせた。市場全体では昨年は6 %増で伸長。金額ベースでは500億円を超えるまでになった。海外輸出を手掛ける企業も少なくなく、輸出のみで50%以上伸びたケースも見受けられる。食品のみならず化粧品にも利用されはじめている。2 位のコラーゲンは前年調査時と比較して1 ランクアップ。ここ数年、国内向けは伸び悩んでいたが、インバウンド需要なども手伝って徐々に回復基調に転じている。コラーゲンペプチドサプライヤーでは「昨年後半からは下げ止まった感もある。機能性表示食品制度の関与成分としてなど高付加価値化に転ずるのでは」という観測もある。美肌商品への採用が多いが、骨や関節、筋肉の衰えを抑制する機能性研究も盛んだ。

3 位は青汁原料と乳酸菌が分け合った。青汁は気軽に健康維持できる点などから市場に定着。スムージー人気も追い風に票を増やした。乳酸菌は飛ぶ鳥を落とす勢いでランクアップしており、下期の予想でも2 位に食い込んでいる。ヨーグルトやドリンクヨーグルトなどの浸透で一般消費者にもさまざまな機能が十分に理解されている点からも、さらなる市場拡大が見込まれる素材だ。同様に上期には消費者の間でも大きな話題となった水素は7 位に。本紙が昨年11月に発表した2015年の水素商材の市場規模は274億円で、前年比で約3 割増と急伸。300億円の大台が射程圏内に入ったことがわかった。市場が大きく拡大した理由には、これまでの無店舗販売ルートや健康・美容施設での販売に加えて、店舗販売ルートで水素商材の売れ行きが伸長し始めた点にある。ブームによりスーパーマーケットやコンビニエンスストアでも水素商材を目にすることが増えた。下期の予想に関しても6位となった。

昨年に続きインバウンド需要の増加もランキングに反映されている。納豆関連素材は9 位に。日本オリジナル原料でエビデンスが確立されている点などが評価されている。上位の常連だったプラセンタは5 位に、グルコサミンは6 位と中位にとどまった。本年もランクインしたマカや、チアシードなどスーパーフード関連の回答も少なくなかったが、昨年上半期には4 位だったココナッツオイルがランキングから外れている。





健康産業新聞第1598号(2016.6.15)より一部抜粋
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