2016年5月31日
バー・クッキー、ゼリー、グミ…サプリと食品の中間領域に商機

サプリメントと食品の中間領域にニーズが高まっている。「健康博覧会2016」ではバー・クッキー、グミ、ゼリーなどが集まる“おいしい健康”ゾーンに多くのバイヤーが訪れ、賑わいをみせていた。また、市場ではゼリー、チョコなど機能性表示食品制度を活用した製品も出始めている。手軽さ・簡便性に加え、より身体に良いものを取り入れたいという旺盛な消費者ニーズを背景に、健康機能を持たせた食品形態の製品開発が活発化している。




■「おいしさ・手軽さ・機能性」食品形態の製品開発が加速
バー・クッキー、グミ、キャンディ、ゼリーなど健康機能を持たせた食品形態の製品が年々増えている。UHA味覚糖は昨年、1 日2 粒で必要な栄養素を効率的に摂取できる「UHAグミサプリ」シーズを上市した。健康や美容への意識が高い女性をターゲット層に14成分の製品をラインアップするなか、「定番の『マルチビタミン』『ビタミンC』のほか、『鉄&葉酸』、『亜鉛&マカ』の購入者も多い」という。CVSチェーンのミニストップは今春に、スーパーフードとして話題のキヌアや、乳酸菌を使用したゼリー、チョコレート、ビスケットを投入。新たな顧客獲得層の獲得を目指す。

3 月に開催された「健康博覧会」でも“おいしい健康”ゾーンには多くの商材が並んだ。健康・美容成分を配合したバー・クッキーや、スティックゼリー、グラノーラをはじめとしたシリアル食品、特産品を用いた機能性ジャム、ダイエット向けのスムージーや、スープ、雑炊といったフリーズドライ食品などが出品され、来場者バイヤーの関心を惹いていた。


こうした背景には、手軽に摂取でき、携帯に便利なことや、美味しくて食べやすいこと、購入しやすい値ごろ感といった点に加え、どうせ食べるなら、日常の食事や間食に少しでも体によさそうなものを取り入れたいという“プチ健康”志向の消費者が増えていることもあり、製品開発が活発化している。さらに、昨年スタートした機能性表示食品制度は、サプリメントだけでなくすべての食品を対象としている。すでに、『うるおい宣言セラミドプラス』(スティックゼリー)、『メンタルバランスチョコレートGABA』(チョコレート)、『カラダみらい天然酵母仕込のビスケット』(ビスケット)、『特濃ミルク8.2 カボチャミルク』(キャンディ)―― などが受理されており、今後も食品形態による受理品が増えるのは必至だ。




■乳酸菌、スーパーフード素材が人気
食品形態に対する受託製造事業者からの声では、受注の多い機能性素材は、ビタミン・ミネラル、食物繊維、コラーゲン、ヒアルロン酸、プラセンタ、セラミド、グルコサミン、ウコン、プロポリス、ブルーベリー―― など、健食業界で認知の高い素材の利用が比較的多い。最近は乳酸菌、酵母・酵素といった人気素材に加え、チアシード、ココナッツオイルといったスーパーフード素材を利用するケースも目立つ。

このほか、事業者からは「集客ツール用にイベントや展示会での配布品依頼が意外と多い」(キャンディ)、「スポーツ分野向けの製品コンセプトが多い」(ゼリー)、「咀嚼感、満腹を高めるため、通常品より固めに焼き上げるなど工夫している」(バー・クッキー)、「今年に入り、機能性表示食品に関する問い合わせが増えている」(ゼリー)などの声が聞かれた。




健康産業新聞1596号(2016.5.18)より一部抜粋
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