2016年5月24日
【ブルーベリー】機能性表示受理で再評価、流通量100tの大台突破へ

原料流通量100tの大台へ――アイケア素材の代表格として君臨するブルーベリーに市場拡大の兆しが見える。わかさ生活、えがおなどの有力通販メーカーが牽引する市場環境のなか、医薬品大手の興和、眼鏡の三城、コンタクトレンズ大手のボシュロムなど、異業種大手が揃って市場参入。新たに、某アパレル大手も商品化に動いており、「価格や宣伝広告などの最終調整段階に入っている」という情報も。また、機能性表示食品では、「トクホにない分野」として施行前から注目されていたアイケア分野で、5品目(下表参照)が受理されており、今後の市場底上げに期待がかかる。




■“ブルーライト対策”にビジネスチャンス
ブルーベリーサプリメントは、1990年代後半から市場形成が本格化。その後、「パソコン・携帯電話・ポータブルゲームの普及」「高齢化社会」などを背景に、アイケア対策への重要性が高まり、サプリメントをはじめ、菓子類、乳製品、シリアル、ドリンクなど、急速に裾野を広げた。

主要原料サプライヤーへの取材から、機能性素材としてのブルーベリーの国内流通量は80tを超え、100tの大台突破も視野に入っているという状況だ。市場では、わかさ生活、えがおなどの通販メーカーが牽引する一方で、高い認知度を武器に、DgS・健康食品専門店などの店販ルートにおいても、“説明不要の定番商品”としての地位を築く。(株)興和をはじめ、眼鏡の(株)三城、コンタクトレンズのボシュロムなど、異業種大手が揃って市場参入しており、新規ユーザーの獲得も進んでいる。「高齢者」「受験生」をターゲットとした商品はもとより、パソコン・携帯電話の普及により深刻化する「VDT症候群(IT眼症)・ブルーライト対策」を切り口に、ブルーベリー配合商品の開発は引き続き活発。単体商品のほか、アスタキサンチン・ルテイン・カシス・DHAなどとのブレンド商品が主流となっている。




■機能性表示食品、年内には10品超
国内流通量100tの大台突破に向けたキーワードは、「機能性表示食品」「一般食品への応用」にある。「機能性表示食品」については、2016年2 月時点で、八幡物産、わかさ生活、オリヒロプランデュ、リフレの4 社5 アイテムが受理されている。ヘルスクレームは、「(VDT作業による9 目の疲労感」「ピント調節」が中心。わかさ生活では、「創業当初からビルベリーの産学共同研究を継続し、科学的根拠を実証してきた当社にとって、品質・安全性をより知って頂けるいい機会になった」としている。

原料サプライヤー各社への取材では、少なくとも、現在5品以上が届出を済ませており、年内には10品目を超えるのは確実だ。申請中・予定の商品の中には、『えんきん』(ファンケル)のように、「目の使用による肩・首筋への負担軽減」「ブルーライト対策」など、一歩踏み込んだ表示受理を狙うケースも多いという。「一般食品への応用」については、ブルーベリーは、ヨーグルトやシリアル、スイーツ、菓子類など、さまざまな分野で採用されているが、「味やイメージが評価されているだけ」との見方が強い。制度を活用することで、機能性を前面に押し出したドリンクや一般食品への応用に市場拡大の余地がありそうだ。




健康産業新聞1593号(2016.4.6)より一部抜粋
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