2016年3月29日
14年の世界オーガニック市場、800億ドルに

オーガニックの国際統括組織であるI F O A M - O r g a n i c sInternationalはこのほど、世界のオーガニック産業についてまとめた「The World of OganicAgriculture Statistics & EmergingTrends 2016」を公表した。

IFOAMの報告によると、2014年末時点で世界172ヵ国がオーガニック産業に取り組んでおり、作付面積は4,370万ヘクタールに上るという。そのうち40%を豪州、27%を欧州が占める。国別では、トップのオーストラリアが1,720万ヘクタールで、アルゼンチン(310万ヘクタール)、米国(220万ヘクタール)が続く。日本は9,889ヘクタールで87位。世界の作付面積の0.3%に当たる。

オーガニック食品(飲料含む)の2014年のマーケット規模は、世界で800億米ドルとなった(小売りベース)。オーガニック食品のうち、90%は米国と欧州で販売されている。世界のオーガニック食品市場は1999年から2014年の5 年間で5 倍以上と急速に拡大しており、特にアジア、ラテンアメリカ、アフリカの伸びが高いという。

北米の2014年のオーガニック食品市場はおよそ385億米ドルとなった。作付面積では世界の7 %以下であるのに対し、販売額では世界で最も大きな市場となっている。販売チャネルは自然食品店から大型量販店へと変化しており、半数がスーパーマーケットやディスカウントストアといった大型量販店で販売されており、ホールフーズ・マーケットやトレーダー・ジョーズなどがけん引する。365 buyWhole Foods Market(ホールフーズ・マーケット)、O Organic(セーフウェイ)、PCOrganics(ロブロウズ)など、多くの販売店がプライベートブランドで販売しているのが特長だ。オーガニック食品の主要な輸出国でもある米国では、輸出促進のために複数の国と有機同等性を締結している。現在同等性を締結している国はEUのほか、カナダ、スイス、日本、韓国。

欧州のオーガニック食品市場は350億米ドルとなった。単独で世界2 位のドイツ(105億米ドル)にフランス、英国、イタリアが続き、この4 ヵ国が欧州市場の3 分の2 を占める。欧州の主要な販売チャネルはスーパーマーケット。米国同様、販売店のプライベートラベルが目立ち、ディスカウントストアや薬局、ドラッグストア、オーガニックストア等で販売されている。多くのオーガニック食品店が成長を続けており、特にドイツでは毎年50以上のオーガニック専門スーパーが開店しているという。

アジア、豪州等を含めたその他の地域のオーガニック食品の市場規模は65億米ドルとなった。アジアは世界3番目の市場規模を持つが、日本を含め多くの国は輸入品の占める割合が多いとしている。



健康産業新聞1591号(2016.3.2)より一部抜粋
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