2016年2月26日
2016年は〝スーパーフード〞市場拡大へ! チアシードの年間流通量2000t以上

今年、健食市場で注目されるのが“スーパーフード”。2年前に一大ブームを巻き起こしたココナッツオイルを始め、エゴマオイル、アマニオイルなどの新油は市場規模120億円に拡大している他、チアシード、アサイー、キヌアなど様々なスーパーフードが市場を賑わせている。飲料や製菓・製パンなど用途拡大に伴い、原料サプライヤーも急増。2016年は、スーパーフードが健食市場の台風の目になる。




昨年の食系流通の市場規模が対前年比で105%増加したが、その要因の一つに“スーパーフード”があげられる。スーパーフードとは、栄養バランスに優れ一般的な食品より栄養価が高い食品、あるいは、ある一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる食品で、一般的な食品とサプリメントの中間に位置し、料理の食材としての用途と健康食品としての用途をあわせもつ食品をいう。

スーパーフードの中でもいち早く注目されたのが植物オイル。ココナッツオイルから始まり、現在はエゴマオイルやアマニオイルが人気を集める。オメガ3系、オメガ6 系脂肪酸を含み、認知症予防やコレステロール、中性脂肪の低下など様々な効果が期待できることから、幅広い層での購入が進み欠品期間もあったほど。頻繁にTVや雑誌などで特集が組まれていることから、引き続き植物オイルは好調を維持しそうだ。日清オイリオグループの調査によれば、昨年8 月時点でココナッツ・アマニ・エゴマなど新油の市場規模は120億円にまで成長。今年はココナッツ、えごま、アマニに加え、ヘンプシードオイル、バジルシードオイルといった商材が注目されている。

スーパーフード素材の中でも、マーケットを急速に拡大させているのがチアシードだ。チアシードは、水に浸すと数十倍にも膨張する特性からダイエット商材として人気で、スムージーを始め、飲料や製菓、製パンなど用途も拡大。近年はオメガ3系脂肪酸など健康機能成分を豊富に含むことで注目され、美容・健康訴求での採用が進む。需要拡大に伴いチアシード原料を扱うプレーヤーも増え原産国も多様化。これまではペルーやボリビアなど南米が中心だったが、近年ではメキシコやオーストラリアの素材も流通する。チアシードを扱う原料サプライヤーによれば、国内の年間流通量は少なくとも2000トン以上で、供給量は年々増加傾向にあるという。


今年注目のスーパーフード素材では、ヘンプ(麻の実)の動向は見逃せない。新宿伊勢丹の美容コーナー「ビューティアポセカリー」のバイヤーは、2016年のヒット商品に予測し、関連商材の販売に力を入れている。また、原料商社がヘンプの原料確保の動きを見せ始めているようで、今後目が離せない商材となっている。





健康産業新聞1590号(2016.02.17)より一部抜粋
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