2015年9月24日
【店舗インタビュー】ビューティアポセカリー 植物油が食品部門の牽引役に

(株)三越伊勢丹ホールディングスは、2008年から伊勢丹新宿本館にて美容のショップ『ビューティアポセカリー』を展開し、2012年にはフロアをリニューアル。“美と健康”をコンセプトに、体の外側から働きかけるコスメ、体の内側から働きかけるドリンクやサプリ、漢方などの商材を取り扱う。最近では話題の「スーパーフード」が人気で、その中でも植物油の伸張が目立っているという。同部門のバイヤーを務める岡部麻衣氏に話を聞いてみた。




―― 昨年は植物油、特にココナッツオイルの売れ行きが好調だったとか。

岡部 はい。昨年のTV放映によるブーム以前から扱っており、ここ数年のナチュラルフードへの関心の高まりにより安定して伸びていましたが、昨年は一気に伸びました。ミール(食品)部門全体の売上は、2013年比で150%で、ココナッツオイルは前年に対し5 倍という驚くべき売上伸張を記録しました。安定供給と公平性の観点から1 人3 個の制限を設けたほどです。エゴマやアマニなどココナッツオイル以外の植物油も長期欠品してしまうほどの人気でした。高機能の植物油類が市民権を獲得し、ミール部門の売上の牽引役となったことは間違いありません。


―― 購買層に特徴はありましたか。

岡部 TVで放映された“認知症予防”目的の50代以上の中高年層や、“ダイエット”目的の30~40代、また、情報感度の高い20代前半の女性もいらっしゃいました。現在は、当店のメインターゲット層である30~40代女性に落ち着いています。


―― 今後の気になる素材はありますか。

岡部 個人的なイチオシ商材はヘンプ(麻の実)です。シードやパウダータイプなどを多数揃えており、ヘンプオイルは高栄養価で和食にも合いますので、今後ブレイクの予感がします。また、当店では熱に強い「インカインチオイル」や、オメガ3 とオメガ6 を含む素材をバランスよくブレンドした「ウドズオイル」などもコア顧客が支持する定番アイテムになっています。


―― 今後も植物油市場は伸びていくとお考えですか?

岡部 超高齢化社会に入るため、植物油に限らず、高栄養価食品市場は今後も確実に伸びていくと思います。また、都心の30~40代の有職女性中心に、早い段階から食生活を見直す人が増えています。美と健康を目指す大前提として根本的な日々の“食”からの改善が必須となってきています。オーガニック、スーパーフード、ローフードなど、自然由来で体に優しいものを見直し、生活に取り入れる人は今後も増えていくと思います。





健康産業新聞1580号(2015.9.16)より一部抜粋
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