2015年9月4日
全国初「客観式認知症疑いチェックアプリ」、配信スタート

認知症に備えることの大切さを啓発するNPO法人オレンジアクト(東京都大田区)は、
大田区3医師会の委託に基づき開発した全国初となる客観式認知症疑いチェックアプリ
『認知症に備えるアプリ』の配信を開始した。

同アプリ最大の特長は、認知症の疑いのある当事者ではなく、家族などの第三者が質問に
答えるだけで、感度93.9%、特異度82.1%で、認知症疑いの有無をチェックできる点。
質問事項はイラストで分かりやすく表示され、4つの認知症疑いチェックのための質問を
7つのシチュエーションに分けて回答していく。

客観式による認知症疑いチェックのアルゴリズムは、NPO法人オレンジアクトの理事で、
大田区の在宅医である高瀬義昌氏と、東京大学大学院薬学系研究科・医薬政策学特任助教の
五十嵐中氏が中心となり、企画・研究・開発したもので、研究の基礎となるデータは大田区
3医師会の研究事業において収集した情報を活用して行われた。

同アプリで「認知症の疑いあり」とされた場合には、地域医師会との連携など、本アプリの
活動を推進している近隣の医療機関を検索できるほか、地域包括支援センターの一覧を
確認できる。一方「疑いなし」の場合には、将来のリスクに備えて自身の意思表示のための
地域の任意後見人相談窓口の提案を行う。また陽性・陰性を問わず、アプリ利用者には地域の
認知症関連情報も配信する。同アプリは完全無料、iOS(iPhone、iPad)、Androidに対応。
ダウンロードURLは、https://orangeact.org/appdl.html。NPO法人オレンジアクトでは、
同アプリの活用を全ての自治体に提案し、10年以内に100ヶ所以上の地自体での活用を目指すとしている。


健康産業新聞1579号(2015.9.2)より一部抜粋
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