2015年6月5日
【おいしい健康】健康機能を持たせた食品形態の製品開発が活発化

より身体に良いものを取り入れたいという旺盛な消費者ニーズを背景に、健康機能を持たせた食品形態の製品開発が活発化――。「健康博覧会2015」では、“おいしい健康”を訴求ポイントにした多数の健康志向食品が出品され、訪れたバイヤーの関心を集めていた。受託加工メーカー各社では、機能性素材との組み合せ提案、食品加工の技術応用、多岐にわたる食品形態の受託対応、風味・味付け・食感の向上、小ロット対応―― などを差別化に、“おいしい健康”商材の開発をサポートする。専用充填機、ラインの拡充を図る動きや、食品業界からの本格参入もみられる。




■“プチ健康”志向が製品開発に拍車
サプリメントと食品の中間領域にニーズが高まっている。最近でも、『BEAUPOWERプラセンタ・コラーゲン<ゼリー>』(常盤薬品工業)、『クリーム玄米プラングラノーラ&アサイー』(アサヒフードアンドヘルスケア)、『スリムクッキー』(ハーバー研究所)、『UHAグミサプリ』(UHA味覚糖)などの新製品が上市されている。

背景には、手軽に摂取でき、携帯に便利なことや、美味しくて食べやすいこと、購入しやすい値ごろ感―― などがある。どうせ食べるなら、日常の食事や間食に少しでも体によさそうなものを取り入れたいという“プチ健康”志向の消費者が増えてきたからか。健康機能を持たせた食品形態の製品が多数流通するようになった。

3 月に開催された「健康博覧会2015」では、“おいしい健康”をテーマとした製品展示が多く見られた。グラノーラをはじめとしたシリアル食品、健康・美容成分を配合したスティックゼリー、特産果実に含まれる栄養成分を入れたジャム、ダイエット向けのスムージーや、スープ、雑炊といったフリーズドライ食品――などが出品され、各ブースでは多くの来場者で賑わっていた。




■ゼリー製品「美容・運動・高齢者」で用途広がる
食品形態のなかでも人気なのがゼリー製品。スティックゼリーを中心に、スパウト付パウチゼリー、ポーションゼリー、振って飲むタイプのゼリー製品など、さまざまな製品が流通する。製品コンセプトは、美容訴求を打ち出したものが多いが、携帯性に優れていることからスポーツのシーンに合わせたものや、高齢者向けに「メディケアフーズ」として製品開発する動きもみられる。




■アサイー、ココナッツ、チアシード…スーパーフード素材が人気
食品形態の製品開発に利用される機能素材は、ビタミン・ミネラル、食物繊維、コラーゲン、ヒアルロン酸、プラセンタ、セラミド、ショウガ、グルコサミン、ウコン、プロポリス、ブルーベリー、乳酸菌――など。健食業界で認知の高い素材の利用が比較的多い。最近は、アサイー、ココナッツオイル、チアシードといったスーパーフード素材も目立つ。

このほか、受託事業者からは「集客ツールとして展示会の配布品依頼が意外と多い」(キャンディ)、「高級チョコ×機能成分といった付加価値商材の開発を進行中」(チョコ)、「咀嚼感、満腹を高めるため、通常品より固めに焼き上げるなど工夫している」(バー、クッキー)、「運動シーンに合わせた製品コンセプトが増えている」(ゼリー)などの声が聞かれた。





健康産業新聞1572号(2015.5.20)より一部抜粋
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