2015年5月25日
【米国健食市場トレンド2015】米飲料市場、健康志向ドリンクへシフト

本紙では、米国最大規模の自然・健康食品総合展示会「ナチュラル・プロダクツ・エキスポ・ウエスト」および州内の店舗などを巡る視察ツアーを実施。米国の自然・健康食品市場の最新動向を視察した。今回は飲料のトレンドについて報告する。




近年、米国では健康志向の高まりからフルーツジュースや加糖タイプの炭酸飲料の売り上げが減少し、茶系飲料など健康志向飲料の市場が拡大している。米国植物協議会の報告によると、加糖炭酸飲料の売り上げは9年連続減少を続けているという。今回の展示会でも、健康志向飲料の出展が目立った。

特に多く見られたのが、ココナッツウォーター。数十社の企業が会場内外で製品をPRしていた。米国では近年、ココナッツウォーターの目覚しい成長が続いている。調査会社のミンテルが2013年に発表した調査報告によると、過去5年間で市場規模は540%増と5倍以上に伸長しているという。電解質やミネラルが豊富に含まれていることから、スポーツドリンクとしても人気なのだという。このほか植物ウォーターでは、メープル水、アーティチョーク水、アーモンド水、カクタス水といった製品が出品され、ソーダ水に比べて低カロリーであることや、天然の栄養成分が含まれることなどをアピールしていた。フレーバーウォーターも、炭酸飲料離れが進む中で人気を集めている。展示会では、ノンカロリー、シュガーフリーを訴求し、ウコンやショウガ、ビートなど健康志向のフレーバーや、カフェインを配合した商品が並んでいた。

一方エナジードリンクでは、オーガニックや天然素材、シュガーレス、ノンシュガー、カロリーゼロをうたった商品が目立った。糖質入りのものでも、cane sugar(甘藷糖)、ステビアなどといった天然甘味料を用いたものが多くみられた。

ダイエタリーサプリメント飲料も数多く流通している。スーパーやドラッグストアのほか、コンビニでも、「promote restful sleep」「reduce stress」「supports mental performance」などといった構造/機能表示をした飲料が並んでいた。機能表示とは別に、「S l e e p 」「D r e a m 」「Daily Immunity」などを商標登録し、ラベルに大きく表示した商品も多く流通していた。

このほか、野菜や果物を低速圧搾した「コールドプレスジュース」やブームとなっている「チアシード入りドリンク」が店頭に数多く並んでおり、健康志向ドリンクの伸長ぶりが伺えた。




健康産業新聞1570号(2015.4.15)より一部抜粋
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