2015年1月29日
食系流通関連企業のトップに聞く! (株)恒食

『これまでの取り組みを踏襲しつつ、新しいことにも挑戦する』




―― 2014年の売れ筋商材は?
瀬尾 一番はココナッツオイルで、爆発的に出た。現在も安定して伸びている。それ以外ではチアシードや、アマニにおいては、数年前からオイルや顆粒タイプの商材が活発に動いている。


―― 正式に後継されたのが2012年とのことだが、従来とは違った取り組みを始める予定は?
瀬尾 今の消費者ニーズを考えると、昔のやり方では難しい時代になっている。ただ、43年間、先代が長年築き上げたものを一気に変えるのは難しい。少しずつ「油」を入れて新陳代謝を高め、時代に即した取り組みにしていく。扱う商材の方向性は大きく変えないが、オーガニックや若年層向け商材を扱ったり、新規顧客の模索など、今は開拓している段階。


―― 消費者の意識も変わっており、多少高価でもオーガニックやナチュラルなものを選ぶ人が増えている。
瀬尾 日頃から商品開発や新規商品開拓の際には、「値段で物事を判断せず、商品の中身や見た目で、自分が消費者だった場合に手に取るかどうかで判断しなさい」とスタッフに言っている。新規顧客を開拓するうえで、これまでとは異なる消費者層にも目を向ける必要がある。


―― 自然食業界は市場規模が年々縮小している。
瀬尾 確かに市場は縮んでおり、また、このまま何もしなければより一層萎んでいくと思っている。店舗自体の減少も進み、これまで付き合いのあった店舗や売り上げに大きく貢献してくれていた店舗が、景気の悪化や後継者問題などで廃業している。また、消費者の潜在的なニーズはあるのに、それに対しての販促やPR、お店づくりなどの取り組みも不足していると感じる。パッケージにしても、手に取ってもらえるようなデザインにしていくことも必要。卸業者やメーカーだけが走っても駄目なので、業界全体で固定概念を無くしていくことが重要と思う。


―― 顧客に対しての啓蒙活動は?
瀬尾 昔からの取り組みとしてお客様に配送する際の情報提供は心掛けている。さらに今年からは、地域ごとに担当者を決め、地域密着型の仕組みにした。1 都3 県を中心に群馬や栃木、茨城など北関東に配送しているが、先代からの理念として弊社が配送できる範囲内の「みえる」地域に限定して取り組んでいる。


―― 2015年の事業展開は?
瀬尾 2015年以降も継続して新たなマーケットを開拓していく。と同時に、新たな商材の開拓や弊社独自の商品開発なども進めたいと考えている。




健康産業新聞1559号(2015.01.07)より一部抜粋
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