2015年1月28日
食系流通関連企業のトップに聞く! (株)創健社

『やるべきことをやり、新しい視点から事業拡大を目指す』



―― 昨年4月の消費税増税の影響はあったか?
中村 3 月までは駆け込み需要がみられ、4 月以降は今までの経験から増税後の落ち込みは覚悟していた。当初の読みは3ヵ月ぐらいで落ち着くかと予想していたが、落ち込み分を取り戻すのに半年かかってしまった。ただ、前年比に戻せたといっても、増税や原料価格の高騰などでコストは上がっているため、収益的には厳しい。10~12月で利益率を上げていこうというところで、先月14日の衆院選挙の影響もあり、選挙前までは定番の「おせち」商材の動きは鈍い状況だった。2012年の選挙時もそうだったが、選挙後の問い合わせが増えているので問題ないと考えている。



―― 昨年動いた商材は?
中村 植物系オイルがよく動いており、中でもエゴマオイルが伸びている。テレビや雑誌で取り上げられる度に動く商材で、ある意味定番商品になってきている。



―― 最近では、冷凍食品や乳製品メーカーが軒並み値上げを発表したが。
中村 原料価格の高騰や円安を受けて、弊社も値上げを検討しなければいけない段階にきていると感じている。ただ、現場の人間は大反対しているが(苦笑)。



―― 昨年に新しく始めた取り組みは?
中村 新しいことと言えば、アパレルショップとの取り引きを始めたこと。アパレルや雑貨に加え食品を置くアパレルショップも増えており、弊社の「メイシーちゃん」シリーズを置いてもらっている。そういった販売チャネルでの売り上げは伸びており、その要因には、商品コンセプトやパッケージが消費者にはウケているのだと思っている。



―― これまでとは目線を変えた取り組みということか。
中村 新しい市場については色々と開拓している。まだまだ売り上げ全体を底上げする規模には至っていないが、新しいチャネル開拓としては面白いチャネルだと捉えている。



―― 今後の事業展望について。
中村 今年は景気回復すると予想している。ただ、競争が激化するので商売は厳しくなる。やることをやり、打つべき手を打っている企業は数字を取れるはず。ただ漫然とやっているのでは数字は取れない。「やるべきことをやる」のは当然だが、例えば新規チャネルの開拓など、今やっている範疇を超えたところにも目を向ける必要はある。今後の展望としては、この業界の川上から川下までをしっかり見渡して弊社の立ち位置を見極めながら、今後の事業展開を考えていきたい。





健康産業新聞1559号(2015.01.07)より一部抜粋
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