2014年11月25日
加速する「オーガニック&ナチュラル」市場

6,000億円とも言われるオーガニック&ナチュラル市場。近年では、食材だけでなくコスメやテキスタイルといった商材のラインアップも充実し、オーガニック&ナチュラル市場に新規参入する企業も増えてきている。その背景には、消費者の健康志向の高まりや、東日本大震災を契機に、食品や身に付けるものに関する「安心・安全」への意識が高まり、オーガニック製品やマクロビオティック製品に目を向け、これまでのライフスタイルを見直す人たちが多くなってきたことが挙げられる。また、海外との有機認証制度の同等性協定により、多くの海外ブランドの日本への輸出が増え、国産オーガニック商材の海外進出にも追い風となっている。




■カナダ、韓国と有機認証制度の同等協定締結市場活性の弾みに

現在のオーガニック&ナチュラル市場規模は約6,000億円といわれ(外部調査機関調べ)、オーガニックだけでも約1,400億円に成長している。その市場規模が今後も拡大しそうな予兆がある。それが、諸外国との有機認証制度の同等性を認める協定だ。これまでは、日本国内で有機認証を受けても、海外へ輸出する際には当該国の有機認証を受けなければ「有機」と表示できず、同様に海外の「有機」製品を日本に輸入する場合でも、その製品に対して日本の有機認証取得が必要だった。この協定を結ぶことで、国内の有機認証制度が相手国の有機認証制度と同等であると認められれば、「有機」や「オーガニック」と表示しての輸出入が可能となる。現在日本は、EU、スイス、アメリカなどと有機認証制度の同等性に合意しており、今秋にはカナダとの合意も発表され、カナダとは来年1 月1 日から解禁される。こうした流れを受けて、輸入オーガニック商材が多数日本に進出し、それに刺激をうけた国内オーガニック商材の開発も活発になるなど、今後の市場活性化にも期待がもてる。




■オーガニックコスメの市場規模300億円

現在、オーガニック商材は、食品だけなく化粧品や雑貨などの売れ行きも好調で、オーガニックコスメにいたっては300億円の市場規模になった。ロゴナやハウシュカ、ヴェレダといった既存大手以外にも、エコサートやコスメビオなど有機認証を取得した海外ブランドの新規参入も目立つ。ジョンマスターやジュリーク、ロクシタンなどは直営店を展開し、その店舗数も増えている。この流れに対し、国産品での開発製造を目的にエコサート認証を取得した化粧品受
託製造企業のケアリングジャパンでは、大手メーカーを始め、引き合いも増え、国産オーガニックコスメも活発な動きを見せている。




健康産業新聞1552号(2014.11.5)より一部抜粋
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