2014年8月18日
60代女性、フィットネス市場牽引

■レジャー市場、シニア層の貢献で11年ぶりプラス


(公財)日本生産性本部が4日公表した「レジャー白書2014」で、
縮小が続いていた余暇市場が11年ぶりのプラスに転じたことがわかった。
サプリメントなどの物販が好調なフィットネスクラブ市場も60代女性が牽引し、
前年比3%台と拡大した。アクティブシニア層が市場に貢献している様子が伺える。
人口構造が変化する今後は、中高年層のニーズへの対応がカギとなる。


「フィットネス」物販で健食貢献
美肌サプリや水素水など


11年に4兆円を割りこんだ「スポーツ部門」は、12年に0.6%増と
5年ぶりに回復、13年は0.1%増の3兆9,180億円となった。
「用品市場の回復基調が目立つ」としている。

市場では「ランニング」「アウトドア」が堅調。
2020年の東京オリンピック開催決定で、業界には
「追い風ムードが広がった」としている。

スポーツ部門のうち「フィットネスクラブ」市場規模は4,240億円で、
前年比2.9%増と伸長した。
「数年ぶりの好調」で、この10年で最も高かった06年の4,270億円に次ぐ水準。
大手企業の多くは増収増益で、「会員数は史上最高を記録した」としている。

フィットネスクラブでは会員の高齢化がさらに進行。
この2年ほどで年間利用回数が急上昇。
「特に60代の女性がフィットネス消費を牽引している」、また、
エビデンスに基づき、運動直後にサプリメントを効果的に提供、
「客単価向上に大きく貢献している」という。
サプリメントは栄養補助目的のほか、
美肌、アンチエイジング、ダイエットなどの商品が利用されている。
また水分補給用途で、プロテイン配合飲料や、高濃度水素水などが用いられているという。


白書では、余暇市場の先進事例の1つとしてカーブジャパンを紹介。
それによると、05年設立のカーブスジャパンは、
短時間・低料金・女性限定というプログラムで市場を創造、
5月現在で1,423店舗、会員数は約60万人まで拡大している。
売上高は138億6,000万円(コシダカグループのカーブス事業、13年8月期)。

会員の年齢は、60代が36%で最多。50歳以上で8割以上を占めている。
最近では市町村などから、介護予防事業の依頼が増えてきているという。

同社では60万人の会員に向け、スポーツウェアやシューズ、健康食品などの物品販売を展開。
これら物品の売上高は全体の売上高の10%程度を占めているとしている。

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