2014年7月14日
消費者庁「食事制限・運動なしでやせる」…ありえない 健康食品に一定の理解も

消費者庁は13日、これまでに行政処分したダイエット健康食品の不当表示をもとに、消費者に対する情報提供を行った。これまでに景品表示法に基づく措置命令を行った5 件で問題となった広告表現を整理。あわせて、「楽して痩せることはありえない」とする“専門家”の意見をまとめた。一方で現代人のライフスタイルを踏まえて、不足栄養素を補う観点から、健康食品に一定の理解も示している。消費者庁ウェブサイトに掲載し、消費者団体等に周知する。過去に行政処分した表示として、「食べたカロリー・溜まったカロリー なかったことに…」「寝ている間に勝手にダイエット!?」などを例示。13日に措置命令を出した企業が表示していた「カロリーを気にしないって幸せ!」などを早くも収載している。また昨年12月の「いわゆる健康食品に関する景品表示法及び健康増進法上の留意事項について」で示された問題表示を紹介。一部の都合の良い体験談を引用して、誰でも同様の効果が得られるように表示している場合は問題になるとした。表示には「合理的な根拠が必要」と指摘。客観的に実証された内容であることが必要になるとした。また専門家が脂肪燃焼効果を確認する見解を示したとしても、当該食品を食べるだけで痩せるとする合理的根拠にはならないとした。情報提供では最後に、健康食品に関する「専門家」の意見を紹介。「食事制限も運動もせず、楽して痩せることはあり得ません」と断言している。「消費エネルギーが摂取エネルギーを上回らない限り、人は痩せません」と指摘。適度な運動や食事制限を行った上で痩せることができるのは「6 ヵ月間で4 kgから5 kg程度」としている。

一方で、バランスの良い食事、適度な運動が健康の保持増進の大原則であるとしたうえで、「不規則な生活を余儀なくされる現代人。不足しがちな栄養素を補ってくれる。それが、健康食品なのです」と理解も示している。消費者庁によると、医学や栄養学などの専門家の意見を参考にまとめたという。





健康産業新聞1535号(2014.6.25)より一部抜粋

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