2014年6月20日
(健康産業新聞調査)2014年上期 [健康食品]人気受注素材ランキング

※健康産業新聞編集部が健康食品の受託加工・製造企業200社以上(有効回答80社)を対象に実施
※最下部にランキング表記載




人気受注素材で回答があったのは50品目以上。

コラーゲンは、昨年12月に実施のアンケートでは「翌年の人気受注素材予想」で青汁素材に首位の座を譲っているが、実際の受注では青汁を抑えた。市場全体の供給量としては減少傾向にあり、日本ゼラチン・コラーゲンペプチド工業組合の発表によると、昨年の食用コラーゲンペプチドは前年比で5 %程度の落ち込み。本紙の取材で今年に入って下げ止まった企業もあれば、いまだに減少傾向のサプライヤーもあるなど、いまだ回復途上であることがわかった。しかしながら美肌素材としての認知は抜群で、大手メーカーを中心とした既存製品のリピートは以前ほどではなくなったものの、新製品は増えており、また副材としての採用も目立つ。差別化をはかる目的で低分子だけでなく、ペプチドの構造を重視した製品設計などがユーザーのニーズとして目立ちはじめている。こうした点からブランドオーナーと原料サプライヤーの共同による製品開発も以前と比べ増える傾向にある。また美容だけでなく創傷治癒も関連する抗糖化の研究も進行しているほか、骨やロコモティブシンドローム、加齢による筋肉の衰えや筋量の減少(サルコペニア)対策などの新用途の領域を拡大しつつある。タンパク補給目的の介護食品向けの提案も見受けられ、将来的には美肌一辺倒でなく多彩な用途への潜在性が強みとなっている。しかしながら、現在、世界的な需要増加(主に製薬や皮革などの分野)により原料確保が厳しい状況。円安も手伝って、原料価格は値上げ基調にある。豚皮に関してはブタ流行性下痢(PED)の発生も懸念材料となっている。


2 位はプラセンタ。昨年、(公財)日本健康・栄養食品協会の認定健康食品規格基準が策定されたが、近年では異例ともいえる19製品が早々にJHFAマークを取得した。規格基準が業界に与えた影響は大きく、今後も認定取得の傾向は顕著になると思われる。コラーゲン同様、飲料充填やゼリー製造を得意とする企業からの回答が目立っており、多様な剤形に対応できるのも人気の理由の1 つと考えられる。人気の美容素材ということで、さらなる躍進が期待されている。

3 位は青汁素材と植物発酵エキス(酵素)。ともに昨年の4 位からランクアップした。青汁は野菜不足を補う商材として定番化しており、整腸や美肌といった面で体感にすぐれていることから根強い。植物発酵エキスは大びんの酵素飲料を中心に続伸している。

5 位はグルコサミンで昨年の2 位から大きく後退。関節系サプリメント素材の代表格として定番化しているが、大手メーカーがレシピ変更によるリニューアルや新製品の投入も続いている状況だ。また粉末飲料や乳飲料、ふりかけなどの一般食品に近い分野にもすそ野を広げている。N-アセチルグルコサミンについても日本健康・栄養食品協会で規格基準策定に向けた作業を進めており、今度の動向が注目される。

目立つところでは乳酸菌が昨年の7 位から票を増やし、6 位にランクアップ。サプリメントはクローズドマーケットを中心に評価が高い。またスーパー、コンビニや外食産業などを中心にブーム化したアサイーもサプリメント用途で初めてランクインした。





健康産業新聞1533号(2014.6.11)より一部抜粋


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