2014年5月28日
巨大市場への訴求で需要増「血流改善素材」

■血流改善対策の代表格「高麗人参」200億円市場に拡大の兆し

血流改善対策の代表格として、市場を形成する高麗人参。
ドリンク、錠剤、エキス、カプセル、茶製品が市場を牽引。
滋養強壮・疲労回復を訴求ポイントに、
中高年男性を中心に200億円市場を突破している。
「認知度」「体感性」を武器に、滋養強壮・疲労回復などの
機能性がエンドユーザーに浸透していることから、多くの
サプリメーカーが定番商品としてラインナップしている。


■プラセンタ、ニンニクなど、血流改善訴求で新市場開拓へ

プラセンタ、ニンニクなど大型素材も
血流改善訴求で新たな用途開拓を勧めている。
近年では、褥瘡(床ずれ)、眼血流、関節血流など、より焦点を絞った
機能性研究が進んでおり、「高齢者向け」「被介護者向け」また
「アイケア」「ジョイントサポート」など、ビッグマーケットへのアプローチに期待が
掛かっている。


■進化続ける「ルンブルクスルベルス」

ミミズ食品の原料となる欧米産のアカミミズ「ルンブルクスルベルス(以下、LR)」。
1980年代、LRのタンパク質に、人間の血中に形成される血栓(フィブリン)を分解する酵素
「ルンブルキナーゼ」が含まれることが確認され、1990年代半ばから血流を改善する
健康食品として、国内でLRを粉末状にしたサプリメントが流通しはじめた。
流通当初は、ミミズのイメージから市場への浸透が鈍かったが、
血栓予防機能の認知拡大が進むにつれ、冷え改善などを体感する女性層の支持を受け、
急ピッチで市場構築が進んだ。近年では、血流改善作用が評価され、美容・
インナービューティー分野からの注目度も高い。


このように血流改善素材の強みは、訴求ポイントの裾野の広さにある。
動脈硬化予防・美容・美肌・冷え性対応から
疲労回復・滋養強壮・アイケア・育毛・男性機能向上まで、
血流改善作用を解した多機能性が評価され、さまざまなコンセプトの
商品に配合されている。

また有効成分の吸収性・機能向上の観点からも、サプリメント開発に欠かせない素材として
需要が増している。


健康産業新聞1531号(2014.5.28)より一部抜粋

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