2014年5月12日
【自己採血検査】 解禁 新サービス事業に参入続々

厚労省が3月31日、「臨床検査技師法に基づく告示の改正」を公布し、
自己採血検査に関して、衛生検査所の登録は不要であることを明確化した。

また厚労省と経産省が3 月31日に策定した
「健康寿命延伸産業分野における新事業活動のガイドライン」によると、
民間事業者が個別の検査結果を基に医学的判断を行った上で、
食事・運動などの生活改善指導や、健康増進に資する関連施設・サービスの紹介、
OTC医薬品やサプリメントの紹介、より詳しい健診を受けるように勧めることなどは違法と判断。
留意事項として、利用者からの照会を受けて健康食品を紹介する場合は、
「個別の検査(測定)結果を踏まえたものではなく、一般論としての範囲で行うこと」
との解釈を示した。


これまで自己採血検査は法的な位置づけが不明瞭で、グレーゾーンとして扱われていた。
この改正を受け、ドラッグストア・薬局・フィットネスクラブなどの店頭で、
セルフチェックのサービスが活発化している。


三菱ケミカルホールディングス子会社の健康ライフコンパスは、
ドラッグストアや健康関連事業者向けに、自己採血検査で血液中の脂質や血糖など
13項目の健康状態を把握できるサービス「じぶんからだクラブ」を展開。
ツルハドラッグ、ココカラファイン、スギ薬局、サンキュードラッグなどが
同サービスを導入する。料金は1 回約3 千円。

筑波大学医学医療系ニュートリゲノミクスリサーチグループ/内分泌代謝・糖尿病内科准教授の
矢作直也氏を中心とするプロジェクトチームは、2010年10月より「糖尿病診断アクセス革命」を推進。
東京都足立区や徳島県の薬局で、「指先自己採血によるHbA1c測定」を利用した共同研究を行ったところ、
自己検査した約3,000人のうち、3 割近くが糖尿病か予備群の疑いがあり、受診勧奨を行ったという。
「今後、薬局などでの自己採血検査は一層普及すると予想される」としている。



健康産業新聞1528号(2014.5.7)より一部抜粋

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