2014年4月24日
【米ナチュラル・プロダクツ・エキスポ視察】人気のオメガ3、広がる機能・用途

自然・健康食品の総合展示会「ナチュラル・プロダクツ・エキスポ ウエスト」が、今月7日(金)からカリフォルニア州のアナハイムコンベンションセンターで開催された。米国の自然・健康食品市場が拡大路線にあるなか、昨年を上回る規模で行われた。成長続く「オメガ3」は、訴求点や剤型が広がっているほか、さまざまな食品形態に配合されていた。エナジー飲料、子供向けサプリメントも目立った。自然食品・オーガニック食品では、「Gluten Free(グルテンフリー)」の文言一色に。また今年は「Vegan(ヴィーガン)」「Vega(ビガ)」をうたう製品が目立った。




■オメガ3、粉末・ペースト状も登場 植物性はチアシードが多数
今年の「ナチュラル・プロダクツ・エキスポウエスト」は、メインホールの1 階と出展回数の少ない企業や初出展企業が集う地下1 階・3 階に加え、新たにアリーナホールを拡充。2,600社以上が集結した。

素材・サプリメントの両ゾーンでは、米国市場で右肩上がりで成長するオメガ3関連が依然として存在感を示していた。フィッシュオイルでは、複数の原料メーカーが出展したほか、アーカー・バイオマリン社、ネプチューン社などはクリルオイルをPRした。抗コレステロール、抗血圧、循環器系訴求に加え、関節系、認知症対策、スポーツなど、様々な機能訴求がみられ、粉末やペースト状などの剤形提案もみられた。

末端製品ではソフトカプセルやリキッドタイプのサプリメントだけでなく、グミキャンディやチュアブルタイプの菓子類、ニュートリションバー、牛乳やヨーグルト、アイスクリームなどにも配合されており、さまざまな食品形態に広がっていることを感じた。オメガ3を配合したサプリメントの製品パッケージをみると、「Supports Heart」「Supports brain」「Supports joint health」「Supports a healthy immune system」などの構造機能強調表示がみられた。植物由来ではチア(シード)が特に目立った。サプリメント、オイルに限らず、種そのものを入れた飲料や飴、ニュートリションバー、ピーナッツバターなど、さまざまな食品に配合されていた。これら製品の表示には、「オメガ3/ALA(αリノレン酸)」「食物繊維」「タンパク質」「抗酸化」などが併記されていた。また、ベジタリアン向けに訴求する商品も多かった。




■プロバイオティクス、エナジー製品も人気に
プロバイオティクス製品も人気だった。複数菌の組み合わせや、新しい特性、機能を持った菌で差別化したものがあり、サプリメントのほか、飲料や乳製品などへ配合した製品も多くみられた。プロバイオティクスの機能利用としては、消化器系(整腸作用)の健康維持が多いが、免疫強化も認知され始めているようだ。エナジー系製品は、健康志向の高まりを反映して、オーガニックや天然素材にこだわったものや、シュガーレス、糖質ゼロ、カロリーゼロをうたう製品が目立った。




■「グルテンフリー」が当たり前に
「Vegan」「Vega」向け製品拡大会場内で最も目に付いたワードは今年も「グルテンフリー」。特に、オーガニックゾーンやスペシャリティーフードゾーンでは、パンや麺類、ピザクラフト、クッキー、ニュートリションバーなど、「グルテンフリー」が併記されていない製品の方が珍しく感じる程だった。認定マークの発行元であるNPO法人グルテンフリー協会「GFCO」も出展しており、「取得地域・製品品目ともに大きく伸びている」(昨年15ヵ国・13,000品目)という。また、今年は「Vegan」「Vega」をうたう製品が目立った。完全野菜主義ではないが、時々肉を食べないとった若者が増えており、動物性タンパク質の摂取量を減らし、植物性タンパク質を摂るといった傾向が若者を中心に起きているという。会場内では、見た目はミートボールだが、中身は肉などの原材料を使わず、大豆や豆腐などを用いて加工したものや、野菜を使用したハンバーグなど、代替品の試食を行うブースが多数みられた。





健康産業新聞1522号(2014.3.19)より一部抜粋

出展資料請求はこちら
ご存知でしたか?助成金を活用した展示会出展について
出展社専用ページへ
同時開催展
Food Produce Japan
ページトップへ戻る