2014年4月17日
市場規模200億円到達の水素商材 今期の市場、急伸の予感

2013年度の市場規模が200億円の大台に到達した水素商材。
昨秋の調査以降の動向について、今回本紙の追取材で、2014年の市場は、飛躍的な伸びが予想されることが分かった。
健康・美容業界で、“水素”という素材が定番化するとの期待も。

背景には、水素の効果に対する消費者の認知向上に伴う水素商材の販路拡大、新規ユーザー開拓の成功、有力企業の新規参入――などがある。
さらに海外輸出も活発化しており、水素商材のグローバルな展開にも期待が持てる。


■200億円市場への3大要因とは

健康産業新聞では昨秋、水素商材の取扱メーカー約100社を対象に、取材およびアンケート調査を実施。回答のあった35社の2013年度の売上高を合算した結果、
180億円(前年比109%)となり、市場全体では200億円に到達したことを報じた。

今回、健康産業新聞では昨秋以降の動向について、改めて各社への取材およびアンケート調査を実施。2014年の水素商材の市場が飛躍的に伸長する可能性がうかがえた。
伸長の3 大要因は、
①一般流通への販路拡大、②新規ユーザーの開拓の成功、③有力企業の市場参入。


①では、これまで水素商材はネットワークビジネスや訪販・宣講販などクローズド・マーケットでの流通が多かったが、昨年来、通販での売上が伸長しているほか、店舗での流通が増えている。
ドラッグストアや薬局・薬店、コンビニ、百貨店、バラエティショップ、スーパー、量販店、書店などが、アルミパウチやアルミボトル缶に充填された水素水、水素サプリメント、水素スティックなど関連商材を積極的に採用、
家電量販店や電器店でも複数ブランドの水素水生成器を取り扱い始めている。さらに、ドン・キホーテなど大手量販店がPB商品の販売にも乗り出している。店舗販売でヒットしているとの話はまだ聞かれないが、一般消費者の目に留まる機会が大幅に増えることで、今後、水素に対する消費者の関心が高まることが期待される。

②では、容器入り水素水の復活が挙げられる。数年前は生産から撤退する工場も複数見られたが、昨年は新工場を建設して新規参入するメーカー、生産ラインを増強するメーカーが増えた。
背景には、ここ1、2 年テレビや雑誌が水素の健康や美容、アンチエイジング効果を特集する機会、有名人がブログなどで紹介する機会が増えていることがある。
こうした中、新規ユーザーにとってネット通販等で簡単に購入できる容器入りの水素水が、身近なアイテムとして受け入れられているようだ。
実際、調査に回答した水素水の充填工場や販売メーカー各社の売上高の対前年増減率は平均で150%、なかには200%という回答もみられた。

③では、従来の水素商材の専門メーカーに加えて、健康家族や協和など、健食・サプリメントの有力通販企業が、水素水など関連商材をラインアップに加えていること。
通販企業以外にも販売力のある企業が、水素商材の取り扱いに関心を示しており、これら有力企業の新規参入が水素商材市場の拡大にとって追い風となることは間違いない。

こうした動きを受け、2013年の水素商材市場は、従来のヘビーユーザー中心の流れから、新規ユーザー開拓の成功により、裾野が広がり始めた1 年だった。


■アジア・欧米など、海外輸出も活発化

一方、水素商材市場の2014年の動向は――。
今回の調査から各社の売上高予想を見ると、ほとんどの企業が昨年を上回ると予想。
増減率についても1ケタの伸びを予想する企業は少なく、ほとんどの企業が2 ケタ以上の伸びを予想。
なかには、2 倍・3 倍・4 倍と飛躍的な伸びを予想する企業もあり、今年の水素商材市場は、かつてないほどの盛り上がりを見せそうだ。

今年は健康・美容業界で、“水素”という素材が定番化するとの期待も。水素商材はまた、ここ1、2 年、国内市場に留まらず、海外市場への輸出も活発化している。
今回、海外輸出していると回答した企業に輸出先を聞いた結果、中国、台湾、香港、韓国など東アジアが最も多く、フィリピンやシンガポール、マレーシア、タイなど東南アジア、カナダ、ロシア、ウクライナ、ナイジェリアなど様々な国名が挙がった。
水素の有用性に関する論文が国際ジャーナルを賑わせる中、水素商材のグローバルな展開に期待が集まる。





健康産業新聞1521号(2014.3.12)より一部抜粋

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