2014年1月6日
善玉菌の栄養源、プレバイオティクス製品のバラエティ広がる

プレバイオティクスは、消化管上部で分解・吸収されずに大腸に共生する善玉菌の栄養源となり、善玉菌の増殖を促進して腸内細菌叢のバランス維持に寄与する食品成分を指す。これまでに、オリゴ糖(ガラクトオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、乳果乳糖オリゴ糖)や食物繊維(イヌリン、β-グルカン等)がプレバイオティクスとして、人気を博してきた。近年、整腸作用に加えて、免疫賦活作用や抗アレルギー作用を訴求する食品開発が活発化。肌トラブル対応などコスメシューティカル分野の研究なども進展しており、プレバイオの多様な機能性が注目されている。大麦、サラシアなどの素材もプレバイオ訴求が進んでおり、プレバイオ市場の賑わいが増してきた。活発な研究に裏付けられたプレバイオ素材の最新動向を探る。




◆プレバイオ製品のバラエティ広がる
プレバイオティクスで増殖した腸内細菌は、腸内での定着率が高いといわれており、腸内環境改善に効率的に働くことが特長だ。各素材共に腸内環境改善作用を中心に、ダイエット、生活習慣病対応製品としての商品展開が進んでいる。

大麦などは、シリアル・ビスケットなどの製菓類、酢飲料や機能性飲料などへの添加が増えてきた。なかでもシリアルは一昨年以来、フルーツグラノーラや玄米フレーク、小麦フスマなどの、食物繊維高含有製品へ人気が集まっている。メーカーでは、プロバイオティクスであるヨーグルトとの組み合わせなどで、より体感性とおいしさを追求したものを提案。乳酸菌製品のプロバイオティクスとプレミックスされたシンバイオティクスでも展開がすすむ。伝統食のなかから、「塩こうじ」や「酵母」製品についても、麹菌、酵母菌のプレバイオティクス効果を訴求するケースが出てきた。食経験の豊富さとともに便秘解消など高い体感性からリピータを増やしている。





健康産業新聞1512号(2014.1.1)より一部抜粋

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