2013年12月25日
「健康茶」560億円(4%増)、3年連続成長 ゴボウ、ショウガ、ナタマメ、プアールなど人気に

健康茶市場は前年比4%増の560億円となり、3年連続で成長した。美容・ダイエット商材の需要が高まり、ショウガ、ゴボウ、ナタマメ、ハブ、黒大豆、杜仲、桑の葉、プアール、高麗人参、ギムネマ、サラシア、タマネギ、カモミール、キャンドルブッシュなどが売り上げを伸ばした。また会社勤めの女性、妊婦、子育て世代など20~30代女性の新規開拓も進み、ノンカフェインのデカフェ茶、ハーブティー、タンポポ茶、ルイボスティーなどが好調に推移した。流通チャネル別では、ドラッグストア、量販店、生協などの店販と通販ルートが市場を牽引。エステルートではハーブティーの採用が増え、物販商材の主力アイテムとして定着しつつある。




■美容・ダイエット商材、好調維持
健康茶市場ではゴボウ茶に続くヒット商材は誕生しなかったものの、ゴボウ茶やショウガ紅茶などは定番商材として定着。美容・ダイエット訴求の健康茶の売り上げは安定して推移した。店販ルートはドラッグストアが好調で、大衆薬卸大手の大木では前年比2 ケタ増となった。子会社のリブ・ラボラトリーズは2 年ぶりに健康茶の新製品を5 月に投入し、順調に売り上げを伸ばしている。山本漢方製薬では『黒豆ごぼう茶』や『白刀豆茶』などが好調で、2 割強の伸びを記録した。量販店ルートでは、ハトムギ、ウーロン、ブレンド茶など500~1,000円の価格帯の商材に人気が集中。生協では店販のほか宅配ルートでも展開する。ハトムギは、美肌訴求の健康茶を開発する動きが活発化。特に国産ハトムギは夏の猛暑なども影響し、順調に推移した。またここ数年、通販ルートでは新興勢力の台頭が目覚ましい。昨年3 月、ジャスダック市場に上場した静岡のティーライフは『ダイエットプーアール茶』、『メタボメ茶』、『たんぽぽコーヒーぽぽたん』など主力商材の拡充を進め、全体の売り上げは前年比18.8%増と好調だ。福岡のTASLY JAPANも健康茶を中心に年間27億円を売り上げるなど急成長している。同社は中国漢方薬メーカーの天士力グループの日本法人で、プアール茶等を販売。グループ会社は34ヵ国に拠点を持つ。サントリーウエルネス、やずやなど通販大手も健康茶の販売に乗り出すなど、高リピート率商材として健康茶を再評価する向きが高まっている。素材別では、ゴボウ、ショウガのほか、ハトムギ、ハブ、黒大豆、杜仲、ナタマメ、桑の葉、プアール、高麗人参、ギムネマ、サラシア、タマネギ、カモミール、キャンドルブッシュ、トウモロコシなどの需要が拡大。また妊婦や子育てをする女性向けに提案するタンポポ茶やデカフェ茶も人気商材となった。生活習慣対策では、ブレンド茶が安定した売り上げを確保している。また日本山人参、サラシア、杜仲などの需要も根強く、エレガントジャパンの『日本山人参茶』などが高いリピート率を維持している。また昨シーズンは甜茶やエキナセアなど季節商材も好調に推移した。健康茶の定義を「野草や穀類、キノコ類、海藻類などを煎じて飲む茶」とし、リキッド飲料を除外して市場規模を集計したところ、前年比4 %増の560億円(小売ベース)となった。総務省の家計調査(2 世帯以上)によると、茶類の1 ~ 9 月の支出金額は前年同期比で1.1%増の微増で推移しており、その中で健康茶の善戦が光った。





健康産業新聞1511号(2013.12.18)より一部抜粋

出展資料請求はこちら
ご存知でしたか?助成金を活用した展示会出展について
出展社専用ページへ
ページトップへ戻る