2013年12月20日
2013年人気受注素材ランキング&2014年予想

国内の健康食品受託企業を対象に今年の人気素材と来年予想される人気受注素材を調査し、75社から回答を得た。トップのコラーゲンをはじめ、酵素、プラセンタといった美容関連素材が上位にランクインしており、さらに消費者に対して健康イメージが浸透している青汁素材もトップ3に入った。今回も消費者からの認知度が高い素材が上位を占める一方、アミノ酸、ボタンボウフウ(長命草)、プロテオグリカンなどの成長ぶりも目立った。



今年の人気受注素材で回答があったのは53種類。ほぼ前年並みの回答数だった。1 位はコラーゲンで、2 位は酵素と青汁素材。コラーゲンは、昨年、今年と需要が減少傾向にあることが原料サプライヤーなどへの取材で明らかになっているが、今年はそれに取って代わるヒット素材が台頭しなかったこともあり、結果的に根強さを誇示する格好となった。2 位の酵素は、昨年の4 位からランクアップ。断食健康法といわれる「ファスティング」や美容、冷え対策を目的とした購入が進んでおり、2012年の市場規模は360億円で33%伸長した。一過性のブームにとどまらず、人気は定着したと思われる。専門店、自然食品店などのほか、カウンセリング販売を行う薬局・薬店、通販ルート、エステサロンといったルートで伸びている。受託業者でも大びん充填の業務は好調だったという。

青汁の2012年の市場規模は前年比8 %増の810億円、5 年連続で伸長。市場拡大の背景には、①原材料や製法などで風味を工夫・改良した粉末品が主流になり、野菜不足を補う商材として定着した②従来の無店舗流通中心から、店販ルートでの購買が拡大しすそ野が広がった③整腸、美肌などの体感性に優れている④20~40代層の掘り起こしが進んだことなどがあげられる。4 位のプラセンタは、勢い衰えずに伸長。今年は(公財)日本健康・栄養食品協会の規格基準設定などもあり、市場環境は整備されつつある。タブレット、カプセルに加え、飲料、ゼリーなど幅広い形状の製品が流通している。5 位にはグルコサミンがランクイン。高齢化社会、ロコモティブシンドローム予防で需要は年々増加。原料ベースでの国内流通量は1,350tを超えたと推定されている。関節系サプリメントの代表格だが、せんべいや乳飲料、和菓子などへの配合も進んでいる。N-アセチルグルコサミンの浸透にも期待がかかる。6 位のアミノ酸はスポーツニュートリションからエナジー系素材、サルコペニア対策、肝機能などの幅広い用途で支持を得ている。昨年の圏外からランクインした。7 位には市場規模350億円を超えたウコンが、8 位はショウガ、ボタンボウフウ(長命草)が食い込んだ。


2014年に予想される人気受注素材のトップは青汁素材。2 位のコラーゲンとは1票差だった。酵素は来年も期待の3 位。プラセンタ、グルコサミン、アミノ酸の順位は今年の実績と変化なしだった。美容や関節対応素材のプロテオグリカンは、今年はメーカーの工場火災による供給トラブルもあったが、サケ由来の美容成分というイメージのよさなどからニーズは拡大している。




健康産業新聞1510号(2013.12.11)より一部抜粋

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