2013年12月19日
2013年健食受託企業調査 「ダイエット」受注急増、“酵素”2位に浮上

健康産業新聞が健康食品受託企業を対象に行った調査で、2013年は「ダイエット」関連の受注が大幅に増えたことがわかった。素材別受注ランキングでは、昨年4位だった「酵素」が2位にランクアップした。増収は回答企業の7割に迫り、中小企業の健闘がうかがえる。一方、食品の新たな機能性表示制度については、「期待する」との声は半数どまり。制度が具体化されておらず、影響をはかりかねている企業が4割に上っている。




■ダイエット急浮上
調査は全国の健康食品受託企業約200社を対象に実施、75社から有効回答を得た。回答のコア層は売上高20億円未満の企業で、約7割を占める。100億円以上の企業は5社。その結果、増収企業は全体の7割で、減収企業は2 割弱だった。2013年の経営状況を聞いたところ、「非常に良かった」( 1 %)と「良かった」(43%)の合計は44%で、昨年調査と比べて7 ポイントもダウン。「悪かった」は10%で昨年調査から2 ポイント増えた。「どちらともいえない」は46%だった。景況感については、「好景気だった」とするのは15%。「どちらともいえない」との回答が78%を占めた。ただ「不景気だった」とするのは7 %にとどまっている。

受注が伸びているカテゴリーを選択方式の複数回答で聞いたところ、トップは昨年に続き「美容・美肌」で41票。昨年19票で3 位だった「ダイエット」が30票を獲得して2 位に浮上した。人気受注素材ランキングでも、ダイエット用途での商品化が目立つ「酵素」が18票を獲得して「青汁」に並び、「コラーゲン」の26票に次いで2 位に。2013年はダイエット健康食品の需要が旺盛だった様子が浮かび上がった。前回2 位だった「ロコモ対策」は3 位になったが、得票数は23票から27票に増加。「美容・美肌」「ダイエット」「ロコモ対策」が商品開発の“御三家”として定着している。




■“機能表示”に「期待」は5割
2014年の経営見通しは、「非常に良くなる」(2%)と「良くなる」(47%)の合計は49%。50%が「どちらともいえない」と答えているが、「悪くなる」とみる企業は少数派のようだ。2014年度に増収を見込む企業は8 割に達する。ただ、来年の市場全体が「好景気になる」とみる企業は27%で、先は読めないとする企業が3社に2 社の割合に上る。

来年に期待したい素材は、「青汁」が19票でトップ。以下、コラーゲン、酵素、プラセンタ、グルコサミンなどと続く。新素材ではボタンボウフウやプロテオグリカンなどに期待するとの声が目立った。健食市場が2 倍以上になるとの推計もある新たな食品の機能性表示制度については、「期待する」との回答は50%。「どちらともいえない」という企業が41%で回答が分かれた。規制緩和で悪質な表示が増えるとみて、「期待しない」との企業も1 割あった。制度の大枠が固まっていない現段階では、業界が“諸手を挙げて賛成”という状況には至っていないようだ。




健康産業新聞1510号(2013.12.11)より一部抜粋

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