2013年11月11日
ドラッグストア大手10社、増収増益

◆8月期中間決算、調剤・食品の売上増が貢献


大手ドラッグストア各社の8月期中間決算がほぼ出揃った。ドラッグストアでは、すべての企業が増収を達成。価格の見直しなどの影響で減益となった3社を除き、増収増益の企業は10社に上った。


2013年8月期決算では、スギホールディングスが売上高1,844億円(前年同期比6.3%増)、営業利益115億円(同14.4%増の増収増益となった。ファーマシー事業として調剤併設型ドラッグストアを展開。医療機関の誘致や在宅医療における施設連携の強化を行うとともに、第1 類医薬品やヘルスケア商品、ビューティケア商品のカウンセリング販売に注力した。ドラッグ事業ではローコスト運営に取り組み、新業態店の開発やヘルスケア商品の拡大、ホームケア商品、食品の強化およびPB商品の販売拡大を実施し、収益アップに貢献した。

CFSコーポレーションでは、調剤部門の体制整備や運営の効率化による収益強化を図り、調剤部門の売上高が同20.0%増と順調に推移。さらに花粉症関連品などの季節品の需要増により、同10.3%の大幅な伸びを示した。キリン堂はカウンセリング販売に注力したほか、ポイントカードによる販促策を実施。調剤部門の伸びに加え、春先の花粉関連商品や夏場の日焼け止め・飲料等の季節関連商材が好調に推移し、営業利益は同30.2%増となった。

レディ薬局では営業利益が同50.6%増となった。事業部門別では、ドラッグストア事業部門で利便性向上のための営業時間拡大や食品等の販売強化、売場・サービス改善を実施。競合店に対抗しうる「新型モデル店」の開発に取り組み、売上高同3.8%増となった。特に調剤事業部門では同14.7%増と伸長した。

また、薬王堂は東北地方への新規出店や既存店の改装を実施するなど店舗活性化に努め、売上高は同6.3%増となった。部門別では食品やペット関連商品が伸長したコンビニエンスケア部門で、売上高が同9.4%増となった。

大手ドラッグストアの2013年8 月期中間決算を総括すると、①調剤分野への積極的な取り組み、②季節関連商材の好調な推移、③意欲的な事業拡大、④PB商品の積極的な展開―― などが増収増益の大きな要因となった。

一方、薬系卸では、大衆薬卸大手の大木が売上高863億円(同3.0%増)を見込む。また医療用医薬品卸大手のアルフレッサホールディングスでは、売上高1兆2166億円(同5.1%)、営業利益102億円(同9.4%減)と増収減益を見込んでいる。



健康産業新聞1503号(2013.10.16)より一部抜粋

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