2013年9月6日
【アミノ酸】倍増のマラソン人口!ロコモ対策が要因?

昨年の日本市場におけるエナジードリンクの伸びは世界的に急成長し(対前年比217%成長、調査機関調べ)“エナジードリンク元年”と言われるまでになった。その多くが定番アミノ酸原料のアルギニン、BCAAを含有したもの。一方、ランニング人口が急速に拡大し、運動強度が増すとともに、ランニング中の栄養補給の重要性が増している。ランニング向けサプリメント提案も活発化しており、グルタミン、L-カルニチンなどが疲労回復系素材として注目される。さらにアクティブシニアに向けた製品開発も進んできた。なかでも、ロコモティブシンドローム対応として筋肉強化・回復対応をもたらすアミノ酸に期待が集まるようになった。




■エナジードリンクの日本上陸
アミノ酸の新ジャンルとして「エナジードリンク」市場が注目される。エナジードリンクとは、日本のドリンク剤ブームから着想を得て、欧米で90年代に登場したもので、『レッドブル・エナジードリンク』が元祖となり、欧米市場で確立されたジャンルだ。その特徴は、パッケージをデザイン性の高い缶タイプにし、成分はアルギニンをメインにBCAAやD-リボース、カフェインなど、体感性を高めた配合となっている。アジア圏では、エナジードリンクの市場導入が最後発だった日本だが、ここ数年は立て続けに各ブランドが日本上陸し、一気に認知度が上がった。コンビニチャネルでも既存の活力系ドリンク剤を押しのける勢いを見せている。これまで、ドリンク剤に手を出さなかった若年層にもエナジードリンクは浸透したのをはじめとして、すぐにわかる体感性を求めるサラリーマン層やライトな感覚を求める女性層への開拓も進む。『レッドブル』以降、『モンスター』に続き『ロックスター』や『マッドクロック』『シャークエナジードリンク』など外国メーカー品が多数流通している。外国メーカー中心の市場に、本格的な国産エナジードリンク『RAIZIN』が登場、今年に入ってからもスターバックスのオリジナルエナジードリンク『スターバックスリフレッシャーズ』が上市されるなど話題に事欠かない。中堅飲料メーカーを中心に市場参入の準備が進み、かつてのアミノ酸飲料ブームの再来と捉える業界関係者も多い。アミノ酸製品市場拡大の起爆剤となることが期待される。




■販売チャネルの拡大と売上アップ
アミノ酸サプリメント市場はここ数年拡大傾向にあり、市場規模は1600億円から2,000億円に迫ろうとしている。背景には、マラソンやランニングなどのスポーツユーザー、40代から60代のアクティブシニアまでに拡大していることが挙げられる。現在、そのスポーツ人口は、約1,000万人(調査機関調べ)といわれており、02年の約500万人から倍増している。07年に始まった東京マラソンの人気が後押した形で伸びが顕著になっている。マラソン人気の理由として、手軽さがあげられる。いつでも、どこでも、1 人から始められるという制約が少ない点が大きい。マラソン人口の拡大に伴い、ランニング関連グッズは巨大マーケットに成長している。特に、飲料やサプリメントは、運動毎の消耗品であるため、繰り返しの購入による売上増をもたらした。販売チャネルはこれまでのDgSチャネルと一般量販店チャネルに加え、ゼビオやスポーツオーソリティーなどのスポーツ量販店での扱いも拡大している。また、近年注目されるのが、トレイルランニングやウルトラマラソンという、通常のマラソンよりハードな競技人口の増加だ。各アミノ酸サプリメーカーも強度がより高く、栄養補給が必須となる同ジャンルの競技会に出店および製品頒布による案内に力を入れている。






健康産業新聞1493号(2013.8.7)より一部抜粋

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