2013年7月12日
健康長寿実現へ 「葉酸プロジェクト」「毎日1万歩運動」など成果ぞくぞく

埼玉県は14日、「健康長寿埼玉プロジェクトアドバイザー会議」の結果を発表した。県では健康長寿社会の実現を目指し「健康長寿埼玉プロジェクト」を推進。モデル都市の2012年度成果報告と、今年度の事業計画を発表し、10人の学識経験者らがアドバイスを行った。報告したのは東松山市、坂戸市、朝霞市など。



東松山市では「毎日1 万歩運動」に取り組んだ。毎日の歩数1 万歩を目指し、6ヵ月間継続。参加者103人のうち58人が「毎日1 万歩」を達成した。大東文化大学スポーツ・健康科学部の琉子友男教授による試算の結果、参加者103人の医療費抑制額は最大で約916万円(1 人当たり8 万8961円)に上ったという。今年度は「毎日1 万歩運動」「プラス1000歩運動」の事業参加者を1 万人に拡大するという。

「葉酸プロジェクト」を推進する坂戸市では、緑黄色野菜を多く摂取するといった食生活改善を6 ヵ月間継続して実施。参加者は1,101人。その結果、血液中の葉酸濃度は7.7ng/ml から9.9ng/ml に増加した。また、動脈硬化の危険因子である血液中ホモシステイン濃度は8.4μm o l/Lから7.0μm o l/Lに低下。女子栄養大学の香川靖雄副学長による検証の結果、年間約178万円(1 人あたり1,620円)の医療費抑制につながったとの試算結果を示している。今年度は「食育推進事業」と合わせて、事業参加者を約2 万人に増やす計画としている。



今年度の健康長寿モデル都市事業計画では、「筋力アップトレーニング事業」(加須市)、「ヘルシーサポート事業(食による健康づくり事業)(和光市)、「産学連携健康団地づくり」(春日部市)などが行われる。アドバイザーからは、「運動や食事の効果は、実際の医療費にはすぐには表れない。体重や野菜摂取量の変化をしっかり検証し、疾病リスクの低下から医療費抑制効果を試算することで事業効果を見ていくべき」といった助言があった。




健康産業新聞1488号(2013.6.26)より一部抜粋

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