2013年6月27日
モンドセレクション 世界89ケ国、3,234出品と過去最高に

ワインの品評でスタートし、近年、食品や飲料、化粧品などの国際指標として認知が拡大している「モンドセレクション(MONDE SELECTION)」は、ベルギー政府の主導のもと、1961年に創設された国際品質評価機関。2013年度の出品総数は、世界89カ国3,234品と過去最高に。アジアからの出品2,213品中、過半数は日本製。“メイド・イン・ジャパン”ブランドは、「申請するだけで何かしらの賞を受賞できる」と称されるほど世界的に高いレベルの品質管理で存在感を増している。近年は、ビールや水、健康食品、菓子類、化粧品など様々な製品が賞を受賞。出品の申請代行も増加傾向にある。




■食品・飲料で約7割、“食品のノーベル賞”
今年5 月、「2013年度第52回モンドセレクション授賞式」がスウェーデンの首都、ストックホルムで開催された。会場となったストックホルス市庁舎は、1901年以来、ノーベル賞受賞者が集う歴史的にも名高い場所であり、“食品のノーベル賞”といわれるモンドセレクションに相応しい式典となった。
モンドセレクションは、品質や味覚などを評価する国際評価機関として、ベルギー政府主導のもと、1961年に設立。世界各国から寄せられる食品、飲料、酒類、化粧品などの消費生活製品について、ミシュランスターシェフやフランス料理アカデミーメンバー、醸造技術者、大学講師、栄養・ヘルスコンサルタントなど70人以上の専門家らで構成される審査員グループで評価し、品質に応じて最高金賞、金、銀、銅のメダルを授与。その評価は、ホテルやミシュランガイドの星の数評価に匹敵することから、出品数は年々増加している。なお、3 年連続で金賞以上を受賞すると「国際優秀品質賞」を授与するほか、10年連続、20年連続といった特別表彰も実施。国内では、サントリープレミアムモルツビールの3 年連続「最高金賞」受賞でメジャーとなり、6 年前に「ダイエットおよび健康製品」部門が創設されたことから、サプリメントの品質を評価するコンテストとしても年々、出品数の増加が続いている。




■アジアからの出品8割、過半数は日本製
今回は、世界89ヵ国、総数3,234製品(前年比8 %増)と過去最高の出品数となり、4 ヵ月にわたって審査され、2,824製品(同9 %増)が賞を受賞した。カテゴリー別では、「食品(チョコレート・製菓・シリアル含む)」1,068製品(同11%増)、「ダイエットおよび健康製品」376製品(同12%増)、「ビール、水、飲料」524製品(同22%増)となり、食品・飲料で全体の約7 割を占める。なお、「化粧品およびトイレタリー製品」は247製品(同5 %増)となっている。地域別では、受賞製品全体の約8 割にあたる2,213製品がアジアからの出品。日本の製品はその過半数を占めており、「出品・受賞ともに、ここ数年で急増している」(申請代行事業者)という。




■受賞歴多数、存在感増す日本製品
今回、モンドセレクション事務局では、存在感の増している日本の製品を審査するに当たり、厚労省、消費者庁など行政の衛生、品名、表示基準などを確認して審査に臨んだ。さらに、賞味期限が2 週間のものなど限られた一部の製品について、大阪で審査を実施するなど異例の措置で対応。日本の食品に関する品質管理は世界的にレベルが高く、味だけでなくパッケージなど外観を含むマーケティングも成熟していることから、「日本製品は出品すればほぼ何かしらのメダルが取れる」と言われるほど“メイド・イン・ジャパン”アイテムは、モンドセレクション内で存在感が増している。
モンドセレクションは、製造、流通、販売それぞれの会社に出品応募資格があり、今回の審査では、イオンやローソン、ミニストップなど量販店、コンビニによる受賞が目立った。販社による出品増加の背景には、量販店だけでなく、TVショッピングなどでも好評なモンドセレクションアイテムが、消費者に売るために必要な、ストーリーと経緯とクオリティのいずれをも満たしている点がある。また、「日本語が読めなくてもモンドセレクションのマークに反応する」点から海外進出および国内の外国人観光客へのアプローチに活用する企業も。近年は、ダイエットやトイレタリーからの出品依頼も急増しているという。





健康産業新聞1488号(2013.6.26)より一部抜粋

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