2013年6月21日
化粧品受託 8割が売上増加 新規参入企業へのアプローチがカギに!

化粧品の受託製造を行う企業約160社を対象にアンケート調査を実施(有効回答約63社)。約8割の企業で2012年の売上高が昨対で上回ったことがわかった。経営状況について良好と回答した企業も37%に上ったほか、設備投資も約半数が実施。好況が持続している。今年1月から表示が許可されたUVケア製品の「PA++++(フォープラス)」などプラス材料も後押ししたほか、各社で新規化粧品・新規取引が増加、特にサントリーウエルネスや江崎グリコなど健食・食品メーカーの参入もあり、積極的に新規参入企業からの受注を増やす動きも。美容系食品素材のコラーゲン、プラセンタ、ヒアルロン酸等の化粧品への利用はさらに拡大、酵素やなた豆エキス、ペプチド等も化粧品素材としての利用量が拡大している。


◆新製品攻勢続く根強いブランド製品も


調査は訪問取材、電話によるヒアリング、そのほかアンケート形式で実施した。有効回答63社のうち、昨年度の売上げについて前年比で100%以上になると回答した企業は80%に上った。売り上げ増と回答した企業からは「新規クライアントが増えた」といった回答のほか、「リピート製品が伸長した」との声もあり、新製品だけでなく、既存商品も製品によっては根強い人気を保っている市場の様子が伺えた。だが一方で、「売上げは増加しているが、原料の値上がりが利益を圧迫した」との回答も目立った。アベノミクスにより今年前半急激に進行した円安で、原材料価格は相対的な値上がりを示している。利益確保への取り組みは今年1 年を通じた課題となりそうだ。


◆食品素材を化粧品にコラーゲン、プラセンタ、ヒアルロン酸不動の人気


化粧品の人気受注成分は、「コラーゲン」「プラセンタ」「ヒアルロン酸」がトップ3 。人気成分は以下「ビタミンC」「酵素」「幹細胞由来成分」「ペプチド」「フラーレン」「植物性成分」「セラミド」「プロテオグリカン」「なた豆エキス」と続く。人気トップ3 は昨年から変わらないが、プラセンタは一昨年の後半から受注が伸び、今回はヒアルロン酸を抜いて2 位となった。「酵素」も2011年調査から同アンケートによるランクの常連組となってい。また、今回はプロテオグリカン、なた豆エキスなども新たにランクイン。化粧品として利用される素材は広がりを見せている。一方、これまでの調査で受注件数の上位につけていた「EGF」は、今回ランク外となっている。





健康産業新聞1487号(2013.5.19)より一部抜粋

出展資料請求はこちら
ご存知でしたか?助成金を活用した展示会出展について
出展社専用ページへ
ページトップへ戻る