2013年4月30日
【前回レポート】“快眠”セミナー「有望市場だが、商材・サービスまだ少ない」

健康博“快眠”セミナー
有望市場だが、商材・サービスまだ少ない



睡眠評価研究機構・代表の白川修一郎氏は、睡眠健康週間( 3 月18日・「春の睡眠の日」)にあたる15日に「健康博覧会2013」で、「眠りの質を改善する科学的方策」と題したセミナーを実施した。潜在市場3 兆円ともいわれる“眠りビジネス”に関心が高まるなか、200人を超える聴講者が熱心に耳を傾けていた。

同氏は冒頭、「睡眠は健康維持と抗老化に関して最大の役割をもつ生命現象の1つ」と強調。続いて、肥満、うつ病、風邪などの発症リスクや、集中力の低下、学習能力の低下、精神性ストレスの蓄積など、国内外の研究成果を事例に、睡眠不足や睡眠障害によるさまざまな健康被害を紹介。「例えば、日中過度の眠気がある人は、うつ病発症のリスクは2 倍になる」と述べた。同氏は、これら健康被害を防ぐ方法として、①睡眠の量と②睡眠の質を改善することが重要と指摘。①では、100万人規模の調査結果をもとに、「高齢者でも成人でも理想は7 時間の睡眠量」と言及した。②では、「自分の睡眠状態を知ることが必要。健康な眠りのために、睡眠記録(状態)を1 週間以上記録することがよい」とアドバイスした。また、週3 回以上、午後に有酸素運動を30分行う、寝室の湿度を調整(温度18~26度/湿度50~60度)する、鎮静作用のある好みの香りを寝室に置くといったことも眠りの質を高めるのに効果的と話した。


快眠市場の現状については、インターネット利用者の睡眠不足が顕著な点や、ストレスを抱える人口増、高齢者の眠りの浅い人口が多い点などを説明した上で、「こんな有望なマーケットはない。ただ、まだまだ睡眠改善機能をもった商材・サービスが提供されていないのが現状」と言及。「睡眠状態をはかれる商品や、“快眠トクホ”などに期待したい」と述べた。




健康産業新聞1477号(2013.4.3)より一部抜粋

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