2019年7月26日
特集【二日酔い・飲酒対策】 新素材・新商品も続々登場

 二日酔いの原因とされるアセトアルデヒドは、毒性が強く、頭痛や吐き気を誘発するほか、酸化反応により遺伝子を傷つける。肝臓障害や食道がんのリスクを高めると言われている。日本人は、アフリカ、ヨーロッパ系の人種に比べて、アセトアルデヒドを分解する酵素「ALDH2」の欠損率が高く、酒を飲めないタイプの人が4割以上と言われている。

 遺伝子の構造上、お酒に対する耐性の弱い日本人は、古くから二日酔い対策、肝臓の保護を目的に、医薬品、漢方薬、シジミやウコン、トマトジュースなどの食品を利用してきた。

 近年は、原料サプライヤーによる研究が進み、アルコール代謝の促進、血中のアセトアルデヒド濃度を低下、肝機能の向上、肝臓保護などのエビデンスの構築が進み、数多くの素材が登場。ウコンの「クルクミン」やシジミの「オルニチン」を筆頭に、二日酔い対策サプリメント、ドリンクへの配合が進み、DgS、GMS、酒販店、ECモールで広く展開が進んでいる。

 二日酔い・飲酒対策の代表素材であるウコンは、本紙集計で2018年、300億円規模の市場を形成している。ウコンに次いで、定番素材となっているのがオルニチン、肝臓エキスなど。またヘミセルロース、アラニン、シスチン、ベニクスノキタケ、フルボ酸などの配合も見受けられる。

 商品の剤形は、『ウコンの力』(ハウスウェルネスフーズ)、『へパリーゼスーパー』(ゼリア新薬工業)に代表されるドリンクタイプが主流だが、サプリメント(粒、顆粒)、タブレット、ゼリータイプ製品も上市されており、バリエーションが広がっている。

 令和元年3月期の決算報告によれば、『ウコンの力』シリーズは減収だったのに対して『ヘパリーゼ』シリーズ(医薬品含む)は伸長。依然として、ハウス、ゼリアが同カテゴリーの2強の情勢は変わらないが、製薬大手メーカーの参入も見受けられる。つづく



詳しくは健康産業新聞第1672号(2019.7.17)で
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