2019年7月1日
特集【注目のカロテノイド素材】 機能性表示食品200品超え

 カロテノイドは自然界に存在する黄色や赤色の色素の総称。自然界には600種類以上あるといわれており、その内の10種類前後が食品素材として用いられている。カロテノイドは主に、アスタキサンチン、ルテイン、ゼアキサンチン、フコキサンチン、リコピン、β‐クリプトキサンチン、クロセチンなどの「キサントフィル類」とβ‐カロテン、リコピンなどの「カロテン類」に大別される。

 栄養機能用途のカロテノイドは抗酸化力を特徴としたものが多く、なかでもアスタキサンチンはβ‐カロテンの5 倍、CoQ10の800倍、ビタミンEの1,000倍、ビタミンCの6,000倍の抗酸化力を持つといわれている。アスタキサンチンを関与成分とする機能性表示食品は現在34品目。8割以上がサプリメントだが、飲料や製パン関連でも製品化されている。目の健康維持をテーマとした製品が23品目と最も多く、その他は疲労感の軽減や肌のうるおいを訴求した製品だ。

 加齢性黄斑変性症に対する米国での大規模臨床試験(AREDS)で有名になったのがルテインとゼアキサンチン。AREDS2における結果によってもたらされた5対1というアイケア処方の黄金比は、業界内外に浸透している。ルテインやゼアキサンチンが関与成分の機能性表示食品は、眼の機能や眼の健康をサポートする表示がほとんどで現在135品目。大半がサプリメント形状だが、冷凍野菜やレトルト食品、菓子類、調味料でも受理が見られる。ユニキスでは6月、独自のルテイン・ゼアキサンチン製剤『ルテマックス2020』で、ルテインで初となる“睡眠の質”に対応する機能性表示が受理された。

 アスタキサンチンやルテイン、ゼアキサンチンなどを配合したアイケアサプリの購買層は50~60代以上の高齢者が中心だが、パソコンやスマホの普及が進む中、“スマホ老眼”と呼ばれる症状が若年層にも広がっている。こうした中、ブルーライトなどテクノストレス対策を訴求する製品開発が活発化しており、ZoFFやメガネスーパーなどの異業種参入も多く、市場は拡大基調にある。つづく



詳しくは健康産業新聞第1670号(2019.6.19)で
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