2019年6月26日
今年上半期人気受注素材、トップは「乳酸菌」「コラーゲン」

 健康産業新聞では、健康食品受託加工・製造企業を対象に「2019年上半期の人気受注素材」と「2019年下半期に増えると予想される受注素材」について複数回答で調査、73社から回答を得た。

 今年上半期の人気受注素材で回答が寄せられたのは例年並みの53種類。1位は、同じ16票で「乳酸菌」と「コラーゲン」。「乳酸菌」は3年連続でトップ。腸内フローラへの関心は依然高く、各社が特徴をもった乳酸菌を展開している。また、新たに胃の健康や、中性脂肪低減、肌や骨など女性のエイジングケアに関するエビデンスをもつ素材などが続々登場。肌の保湿で機能性表示食品の届出受理を目指す企業もある。

 「コラーゲン」は一昨年、NHKの健康情報番組で放映されたコラーゲン特集が追い風となり、国内需要が再燃。大手メーカーをはじめ各社から新商品が投入されている。美容・美肌訴求が中心だが、近年は創傷治癒や関節・筋肉、スポーツ障害予防などの研究も進んでいる。国内需要のみならず、海外需要も増加。中国をはじめとしたアジア圏のほか、北米でも急伸しており、世界規模で急速に広まっている。なかでもフィッシュコラーゲンの人気は高く、原料の奪い合いとなっている。原料メーカー各社では、原料調達の強化や他由来コラーゲンの提案強化など対策に追われている。

 3位は、昨年の5位からトップ3入りを果たした「プロテイン」。東京オリンピック・パラリンピック、ラグビーワールドカップなど大型のスポーツイベントを目前に控え、国民のスポーツへの関心はますます高まっている。スポーツプロテイン(パウダー)市場は、前年比2ケタ増の約360億円まで拡大。ゼリー、バー、ドリンクなど多様な剤形の製品が上市されており、400億円市場が射程圏内に入ってきた。ホエイ由来のシェア率が高いが、カゼイン、大豆由来なども好調に推移。このほか、卵白、エンドウ豆、ローヤルゼリー、カボチャ由来なども流通する。

 4位の「プラセンタ」は、コラーゲンと同様に美容素材として定番素材に。化粧品素材としても人気が高い。原料メーカーでは、肌関連のほか、抗炎症、肝機能改善、疲労感軽減、妊活サポート、ヘアケア、更年期対策など広範囲にわたるエビデンスデータの蓄積を進めている。

 このほか、機能性表示食品として利用が増える「GABA」「プラズマローゲン」「DHA」、海外で人気の「納豆関連素材」、筋力サポート素材「HMB」なども複数票を得た。

 今年下半期の人気受注素材の予想では、「乳酸菌」が2位以下を大きく引き離しトップに。次いで、「コラーゲン」「プロテイン」「プラセンタ」「植物発酵エキス(酵素)」がトップ5に。このほか、“第7の栄養素”とも呼ばれている「核酸」や、食薬区分により食品利用が可能になった「β‐アラニン」などの素材もランクインした。



詳しくは健康産業新聞第1670号(2019.6.19)で
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