2019年6月24日
DgS再編、サプリ提案も変革期に

 ココカラファインは4月、マツモトキヨシホールディングスとの資本業務提携について公表。その後、かねてより業界再編等に関する意見交換を行っていたスギホールディングスより、ココカラファインに対して正式に経営統合による両社の企業価値向上を図る旨の提案があり、6月1日に検討・協議を開始。

 ココカラファインでは、「6月1日の取締役会で協議した結果、来年上期中の合意および最終契約の締結を視野に入れるマツモトキヨシHDとの資本業務提携に関する検討および協議と並行して、スギHDからの提案について検討・協議を開始することが適切と判断した」という。さらに6月5日、ココカラファインとマツモトキヨシHDは、資本業務提携の検討・協議を開始。協議方針について「資本業務提携に限らず経営統合を含むあらゆる選択肢の検討および協議を進める」と公表。「経営統合に向けたコメントは否定するものではない」とするものの、3社経営統合となる可能性も出てきた。実現すればウエルシアHDを抜く業界最大手となる。

 少子高齢化や人口減少に伴う小売業の業界再編は時代の流れだが、店舗面積20~450坪、都心から離島まで展開されているドラッグストアは、各社の新規出店とともに商圏環境の変化が激しく、購入場所によって、少子化、高齢化、人口減少の対応や顧客獲得手法が異なる。

 今回の背景には、食の取扱い増加に伴う小売業全体の同質化から脱却する視点も。「ドラッグストアの成長は、“美と健康”の専門性を軸に、PB商品や専門商品を強化すること」(マツモトキヨシHD)とする考えは、今回の3社に共通する。

 ココカラファインは、介護や訪問看護、インターネット通販などを通じてヘルスケア関連事業に注力。マツモトキヨシHDは、福岡・成田国際線ターミナル店や中国向け越境EC、タイ、台湾など海外事業ほか、同社管理栄養士監修のPB商品シリーズ「matsukiyo LAB」の構成比拡大とともに、約6,000万人を数えるポイントカード会員のファン育成などに注力。スギHDは、アプリ「スギサポ」を通じた管理栄養士と医師、薬剤師によるオンライン相談など「トータルヘルスケア戦略」に力を入れている。



詳しくは健康産業新聞第1670号(2019.6.19)で
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