2019年6月24日
機能性表示食品、31%に摂取経験

 能性表示食品を現在摂取しているのは1年前から4.3ポイント増えて14.2%となったことが、消費者庁が5月31日に発表した2018年度の「食品表示に関する消費者意向調査」報告書でわかった。以前摂取していた割合を加えると、消費者の3割に機能性表示食品の摂取経験がある。摂取経験は男女とも30代が約4割で最も多かった。一般加工食品の商品化も多いため身近な存在になってきたが、機能性表示食品を「どのようなものか知っている」割合は18%に過ぎず、受理数2,000品が見えてきた中で、認知度の向上が大きな課題となっている。

 調査は15歳以上を対象に、インターネットを通じて今年2~3月に実施、計1万人の回答を分析。消費者の食品表示ニーズを把握し、食品表示の見直しに役立てることを目的に実施した。現在の健康状態を聞いたところ、「よい」(20.9%)と「まあよい」(31.4%)の合計は52.3%。「あまりよくない」(12.2%)と「よくない」(2.5%)の合計は14.7%だった。

 普段の自身の健康について、「気を遣っている」(24.8%)と「どちらかと言えば気を遣っている」(51.8%)を合わせると76.6%。「どちらかと言えば気を遣っていない」は18.9%、「気を遣っていない」は4.5%で、健康に関心が薄いまたはないという層が合わせて23.4%も存在することがわかった。

 保健機能食品を「どのようなものか知っている」割合は19.4%、機能性表示食品については18.3%で、前年から2.5ポイント増にとどまった。また正しいと思う機能性表示食品の説明を選択肢で聞いたところ、正答を選んだのは16.9%だった。未だ2割は国が審査を行っていると捉えており、正しい理解が進んでいない実態が浮き彫りになった。

 機能性表示食品を「現在摂取している」割合は前年の9.9%から14.2%に増加。以前摂取していたとする16.7%を加えると機能性表示食品の摂取経験は30.9%となり、前年の24.9%を6ポイント上回った。摂取経験を性・年齢別にみると、最も高いのは男性が30代で39.6%、女性が30代で38.0%。男性は20~40代、女性は20~50代が3割を上回るなど、機能性表示食品は比較的若い世代が試している様子がうかがえた。

 機能性表示食品の届出情報を消費者庁ウェブサイトで確認できることを知っていたのは15.1%。このうち実際に確認したことがあるのは48.3%だった。確認している情報は、「安全性評価」が52.2%で最も多かった。確認している理由を聞いたところ、「どこまで正しい表示がなされているのか知りたかった」「どの程度、客観性を持った論文が引用されているのか興味を持ったから」「自分の健康に興味を持ったから」といった回答があった。つづく



詳しくは健康産業新聞第1670号(2019.6.19)で
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