2019年6月18日
特集【梅】 脂肪燃焼やアレルギー改善など新知見も

 農林水産省の平成29年産果樹生産出荷統計によると、梅は全国で8万6,000t収穫されており、そのうち6割にあたる5万3000tが和歌山県で生産されている。梅には、ミネラル(カルシウム・鉄・マグネシウムなど)やビタミンA、ビタミンB1・B2など、豊富な栄養素が含まれており、近年では骨粗鬆症予防や老化防止に効果があるとして、メディアでもたびたび取り上げられている。

 また、特に梅のクエン酸含有量は約1.6~4%と、他の果物と比較して高い含有量を誇っている。クエン酸は梅の加工方法によってさらに含有量が増加し、梅1kgから約20~25g のみ生産される梅肉エキスでは、クエン酸含有量が50%を超えている。

 市場では、梅エキス、梅ドリンク、梅酢、梅タブレット、梅エキス含有の粒・カプセル・顆粒など、あらゆる形状で梅の健康食品が提案されている。なかでも、シニア層を中心に消費者の認知が高い「梅肉エキス」、スポーツシーンや清涼飲料水で定番素材となっている「クエン酸」、熱中症対策素材として提案が進んでいる「梅塩」などが好調だ。

 一般食品の分野では梅干しが昨年度、猛暑やマスコミの影響により消費者の注目を集め、売れ行きが急伸、「7月、8月の売り上げが倍増した」とする企業も。

 梅の機能性といえば、クエン酸による疲労回復や、梅肉エキスに含まれるムメフラールによる血流改善効果などが消費者に広く知られている。近年では、梅に伝わる言い伝えを医学的に検証しようとする動きもあり、「梅リグナン」や「梅バニリン」といった成分にも注目が集まり始めている。つづく




詳しくは健康産業新聞第1669号(2019.6.5)で
健康産業新聞の定期購読申込はこちら

出展資料請求はこちら
ご存知でしたか?助成金を活用した展示会出展について
同時開催展
原料調達・OEM検討も同会場で行うことができます。
Food Design Expo
PR
第10回中国国際健康食品展示会 アジアの自然・栄養健康食品展2019
IHE China
ページトップへ戻る