2019年5月13日
特集【血流改善素材】 「血流」「体温維持」で機能性表示50品超

 市場に流通する血流改善訴求素材は、高麗人参、ヘスペリジン、ニンニク、ショウガ、カシスオリゴノール、カンカ、ケルセチン、シトルリン、イチョウ葉、松樹皮抽出物――など多岐に亘る。滋養強壮素材の代表格である「ニンンク」など、大型素材が血流改善訴求で新たな用途開拓を進めているケースも。

 動脈硬化予防・美容・冷え性対応から疲労回復・アイケア・育毛・男性機能向上まで、血流改善作用を介した機能性は幅広い。近年のトレンドとしては、褥瘡(床ずれ)、眼血流、関節血流など、より訴求点を絞った血流改善素材の研究・開発が進んでおり、「高齢者(介護)向け」「アイケア」「ジョイントサポート」など、ビッグマーケットへのアプローチが進む。

 血流改善分野の機能性表示は難しいとされてきたが、2015年11月、他社に先駆けて、伊藤園が『お~いお茶 巡りさらら』『ヘルシープラス さらさら麦茶』の2品で受理、訴求力強化を図った。特保にないヘルスクレームとして注目され、原料サプライヤー各社ではSRの準備を急ピッチで推進、最終商品のブランドオーナーが相次いで届出を行い、この1年で受理数は倍増、50品を超えている。機能表示は「血流」と「体温維持」に関するものが大半。新たに、ヘアケアブランドやマッサージ機器メーカーが届出を行ったという情報も。

 富士経済の調査によると、「血行促進」を訴求する健康食品のマーケットは、ビタミンEを筆頭に、ショウガ、シトルリンが市場を牽引、ここ10年は、300~350億円で推移している。つづく



詳しくは健康産業新聞第1667号(2019.5.1)で
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