2019年4月22日
米国市場調査レポート(上)

 8万8,000人が来場した米国「ナチュラル・プロダクツ・エキスポウエスト2019」は、3,580社(うち485社が初出展)の出展社数を数え、過去最大規模での開催となった。同展示会で際立っていたのが、植物性原材料を用いた「Plant Based Food(植物由来食品)」だった。米国では現在、肉の消費を制限する「食の植物化」が加速。時々ベジタリアンになる“フレキシタリアン”の増加が市場拡大を後押ししている。こうした動きは米国のみならず世界的な潮流でもある。

 同展示会では、大豆タンパク使用の「黒胡椒ステーキ」や「ジャーキー」、植物性100%の「ハンバーガー」、ひよこ豆使用の「卵」などの展示が見られた。大豆使用のイミテーションビーフを開発するvegeUSAの担当者によれば、「肉代替え食品市場は年々、倍増の勢いで伸長している」といい、「フレキシタリアン層の広がりが追い風になっている」と話す。外食ルートでは、「大学の学食でパスタに混ぜたメニューや、高級レストランでのイタリアン料理や創作料理に採用されている」と述べ、「販路も拡大傾向にある」とした。

 肉の代替え製品をPRするUNISOYは、大豆使用の「ジャーキー」を展示していた。同社の担当者に話を聞くと、「世界のヴィーガン市場は①オーストラリア、②アメリカ、③UKの順にマーケットを形成している。主に健康意識の高い40代の男性層に支持されている」という。開発については、「食感や風味をできるだけ肉に近づけるように心がけている」と述べた。

 「米国では近年、大豆アレルギーが表面化している」と語るのは、ATLANTICNaturalのローラ氏。“フェイクミート”および“フェイクエッグ”開発者である。フェイクミートの原材料については、「ひよこ豆や全粒粉のオーツ麦、コーンミール、ミートエッグ、タマネギ、ニンニク、スパイスを使用した」といい、大豆は一切不使用と説明する。また、フェイクエッグの原材料には「チアシードとひよこ豆を使用している」と述べ、「クッキーのつなぎとしての需要がある」という。ブースには多くの来場者が訪れ、代替製品への関心の高さがうかがわれた。つづく




詳しくは健康産業新聞第1666号(2019.4.17)で
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