2019年4月18日
「国内唯一」「認知症対策」など、健食試買調査で改善指導

 東京都は3月26日、違反の可能性が高い健康食品をターゲットに例年実施している試買調査結果を発表、対象とした130品のうち108品に不適正な表示・広告があった。

 都内の健康食品売場等で44品、ネット等の通販で86品を購入して分析。男性機能向上など、医薬品成分が入っている可能性が高いものや、表示に問題があるおそれがあるものなどを選定した。その結果、9品からは勃起不全治療薬成分シルデナフィルなどが検出された。

 訴求別に見た場合、「男性機能向上」は20品中17品、「免疫力向上」は20品中17品、「抗糖化・エイジングケア」は18品中15品、「ダイエット効果」は16品中12品で、違反またはそのおそれがあった。複数法令に違反しているものもある。

 違反またはその疑いがあるものを法令別にみると、「薬機法」関連は81品。「高血圧・低血圧を改善する」「認知症対策」「生理痛などでお悩みの方やスッキリと生理を終わらせたい方に」などの表示があった。

 このほか不適正とされた事例をみると、「食品表示法」関連では、原材料と食品添加物の表示の混在、新旧表示の混在などがあった。「特定商取引法」関連では、返品連絡の日時がサイトのガイドと会社概要で矛盾しているケースがあった。このほか、「お腹快調!爽やかな朝をあなたに!」「食事制限や気のすすまない運動・そんなことをしなくてもなりたい自分になれる・食べる前に飲むだけ」といった表示について、写真・絵などを含めた全体から、「健康増進法」上の虚偽誇大表示に該当するおそれがあるとした。「景品表示法」関連では、「国内唯一の」「他社の○○よりも優れた結果が得られる事を約束」といった表示を優良誤認とみなした。

 都では、不適正表示を行った企業に改善等を指導。都内事業者はこれに応じる姿勢を見せているという。他の自治体が所管する事業者については当該自治体に通報した。なおネットで注文した1品で、製品が届かなかった事例があったという。都の担当者は、指導後にパッケージを変更して販売を再開するケースもあるとして、「継続的な監視指導を行っていく必要がある」と話している。



詳しくは健康産業新聞第1666号(2019.4.17)で
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