2019年3月28日
特集【カキ】 2社がAD認証を取得

 健食市場で流通するカキ原料は、エキスのみを抽出・濃縮したものが大半を占める。各社とも製法に違いはあるが、基本的な原理はカキ肉の煮汁を抽出し、水分を飛ばして原液にするのが一般的。国産品は、瀬戸内海、北陸、三陸などのカキを使用。海外品は韓国産が多い。県別生産量でみると、広島県が1万7,294tで最も多く全体の約6割を占める。

 カキは、亜鉛、鉄、セレン、クロム、マグネシウムなどの微量ミネラル、ビタミンA、B群、D、Eなどのビタミン、グリコーゲン、タウリンなどを豊富に含む。なかでも、亜鉛含有量は食品中で突出しているほか、タウリン含有量もトップクラスにある。その栄養価の高さから“海のミルク”とも呼ばれている。

 「平成29年国民健康・栄養調査」で公表された栄養素等摂取量と「食事摂取基準2015版」で示された栄養素の推奨量と照らし合わせると、亜鉛は20~60歳男女ともに各世代で不足している。マグネシウムも各世代で推奨量を下回り、中年男性では6割程度しか充足されていない。鉄不足も深刻で、月経のある20代女性では8.5mg必要だが摂取量は6.4mg、50代でも9.0mgを必要とするのに対して7.4mgと7割ほどにとどまっている。

 カキの原料価格は、キロあたり7,000円前後~2万円前後。主な原料・OEMサプライヤーは備前化成、丸善製薬、松翔、ファーマテックなど。カキ健食専業メーカーでは、日本クリニックと渡辺オイスター研究所が2大メーカー。日本クリニックは、「かき肉エキス」で初のアンチドーピング認証「インフォームド・チョイス」を取得。渡辺オイスター研究所も昨年、ゼリー品で「インフォーム・ドチョイス」を取得、スポーツ分野への活用を推進している。つづく




詳しくは健康産業新聞第1664号(2019.3.20)で
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