2019年3月8日
特集【高麗人参】 市場規模250億円突破

 高麗人参市場はドリンク、錠剤、エキス、カプセル、茶製品が牽引。財務省発表の輸入通関統計では、「おたね人参」の2018年累計の輸入量は1,000tを超え、市場規模も250億円を突破している。「滋養強壮・疲労回復」訴求の代表素材として定着したことに加えて、「エナジー系ドリンクでの採用増」「女性層開拓」を背景に、マーケットが拡大した格好だ。

 「エナジー系ドリンクでの採用増」については、大手各社のドリンク剤に軒並み採用され、“エナジードリンクに欠かせない体感素材”としての地位を築きつつある。「女性層開拓」については、高麗人参の血流改善作用が美容・冷え性対策機能として評価されたことがあげられる。また従来は、単味商品が大半を占めていた高麗人参だが、ショウガ、プラセンタ、ニンニク、マカなど、他素材とのコラボ商品が増加しているのも、ここ数年の特徴的なところ。

 サプリメント原料としては、紅参の粉末品・エキス品を主流に、近年、「発酵」「熟成」「熟成」「低温真空乾燥」「スプラウト」など、付加価値原料の開発が進む。有効成分・ジンセノサイドやコンパウンドK(サポニンの代謝物)を高含有化させたハイグレード原料の提案も。さらに、サポニンの種類が根茎とは異なるオタネニンジン果実「ジンセンベリー」も登場しており、高麗人参の原料バリエーションが急速に広がっている。

 「ジンセンベリー」は、高麗人参の苗を植えて4年目に実る果実。高麗人参とは異なるジンセノサイドを含有する。人参の一生で一度にしか実らない“希少な果実”として知られ、そのストーリー性が評価されている。原料サプライヤー各社では、「腸内フローラ改善」「美容(むくみ改善・保湿)」に関するエビデンスを蓄積するほか、高麗人参の血流改善機能に着目、「温活」「スポーツ(発汗・代謝アップ)」分野での新市場開拓を狙う。

 さらに今後、期待されるのは化粧品素材としての新市場開拓。韓国では“韓方化粧品”と呼ばれるジャンルの中で、高麗人参は最もポピュラーな素材として流通している。つづく




詳しくは健康産業新聞第1663号(2019.3.6)で
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