2019年2月14日
特集【ゴマ由来素材】 多用途で人気継続

 飽きのこない歯ごたえや風味に加え、優れた栄養成分の宝庫であるゴマは、サプリメント、若葉青汁、製菓、ジャム、ドレッシング、食油など幅広い分野で採用されている。

 ゴマで注目される栄養成分は、ゴマの大半を占める不飽和脂肪酸の抗酸化力だ。特にゴマ1粒にわずか1%しか存在しないリグナンは、抗酸化成分を豊富に含むため、他の不飽和脂肪酸よりも酸化しにくい点を特徴とする。リグナンにはセサミン、セサモリン、セサミノール、セサモールなどがある。リグナンは、カルシウムやマグネシウム、鉄、リン、亜鉛などのミネラル分やタンパク質、食物繊維、ナイアシン、ビタミンA、B1、B2、B6、E、脂質としてはオレイン酸やリノール酸を豊富に含む。脂質に次いで多いタンパク質は約20%で、必須アミノ酸8種類を含んでおり、うち5種類は大豆より含有量が高いといわれている。

 機能性としては、抗酸化作用、活性酸素の生成抑制、肝臓機能の強化、抗老化、免疫力向上、コレステロール抑制などの作用が確認されている。

 「ゴマ・セサミン」の市場における安定感は抜群で、サプリメントをはじめとする製品群の需要も伸びている。マーケティングリサーチ会社である㈱インテージが先ごろまとめた『健康食品・サプリメント+ヘルスケアフーズ市場実態把握レポート2018年度版』によると、原料(成分・素材)別では、「乳酸菌・ビフィズス菌」「DHA・EPA」を抜き、「ゴマ・セサミン」の人気がトップに。

 原料では、セサミン含量の高い素材や、リグナンリッチ素材の人気が高く、青汁用途で胡麻若葉も流通。サプリメントだけでなく、ドレッシングや菓子類、他素材とのブレンド、外食など業務用に至るまで、さまざまな分野からの引き合いが増えていることから、原料サプライヤーからは「セサミンの問い合わせは多く、新規取引先が増加している」との声がある一方、「希少成分であるセサミンは無尽蔵にないため、原料確保が深刻」など原料価格の値上げを示唆する声も。国産、製法、規格などのほか、機能性素材との組み合わせなど差別化の提案が活発化している。つづく



詳しくは健康産業新聞第1661号(2019.2.6)で
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