2019年2月13日
特集【錠剤化のための添加剤】 「徐放性」「耐酸性」ニーズ拡大

 カプセルとともにサプリメントのメジャーな剤形である錠剤には、含有素材や最終製品の訴求内容に応じて、成形剤(賦形剤・結合剤)やコーティング剤、崩壊剤など、さまざまな添加剤が用いられる。

 錠剤は、2001年「医薬品の範囲に関する基準」改正後、丸剤やハード・ソフトカプセルとともに急速に食品利用が進み、サプリメントの最もメジャーな剤形のひとつとして定着。医薬品では、患者の一回の服用設計がしやすく、取り扱いの容易な点から、他の医薬品固形製剤である散剤や顆粒剤、カプセル剤と比較しても錠剤の比率は高く、全体の過半数を占める。こうした利点は、サプリメント市場のメジャーな剤形に位置づけられる要因となっている。

 医薬品の錠剤では、頭痛薬や下痢止めなどが一般的な常備薬として認知される。健康食品においては、水溶性ビタミンや葉酸のように、継続的に摂取する必要のあるサプリメントに適した剤形といえる。医薬品とサプリメントの錠剤の大きな違いは、有用成分の含量だ。極少量を配合し大半を添加剤で整える医薬品錠剤に対し、サプリメントの錠剤は、いかに有用成分含量を高め、小型化し、硬度や光沢とともに、結合性と崩壊性を両立させるかなどが要求される。

 添加剤サプライヤーからは「医薬品よりもハードルの高い要求」との声も。また機能性表示食品制度を受け、サプリメント製造工程におけるGMPが要求されたり、届出項目のひとつに「製品の崩壊性試験の結果並びに試験頻度」が挙げられるなど、品質維持とともに内容成分の機能を発揮させるための添加剤の重要性が高まる傾向にある。つづく




詳しくは健康産業新聞第1661号(2019.2.6)で
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