2019年1月18日
高齢者のたんぱく質、VD設定値など引き上げ

 厚生労働省は12月21日、第4回「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会を開催し、エネルギー及び栄養素に関する具体的な数値案を公表した。エネルギー摂取の過不足を回避する指標を設定するほか、栄養素については、過不足に関する指標に加え、生活習慣病の発症予防を目的とした量(目標量)と、重症化予防及びフレイル(虚弱)予防を目的とした量とは区別して提示している。

 2015年版からの主な変更点は①高齢者(65歳以上)のタンパク質の目標量(下限)を男女ともに引き上げ(2015年版:13~20%エネルギー→20年版:15~20%エネルギー)②ビタミンDの目安量を1歳以上の男女各年齢層で引き上げ(18歳以上5.5μg/日→10μg/日)③ナトリウムの食塩相当量の目標量を引き下げ(18歳以上男性8.0g/日未満、女性7.0g/日未満→男性7.5g/日未満、女性6.5g/日未満)④微量ミネラル(クロム)に関する成人の耐容上限量を新たに設定(18歳以上500μg/日)など。ビタミンDは骨折リスクを上昇させない必要量に基づき目安量を設定した、としている。

 なお、75歳以上の高齢者のタンパク質推定平均必要量では、15年版の50g/日から20年版では45g/日に下がる設定となった。加齢に伴う身体活動量の低下により、必要エネルギー摂取量が低い場合を考慮した、としている。また高血圧および慢性腎臓病(CKD)の重症化予防のための食塩相当量は男女とも6.0g/日未満と枠外に追記した。

 今後、2回の検討会を通じて報告書をとりまとめ、年度内に報告書を公表し、2019年度中に厚労省が「食事による栄養摂取量の基準」を告示する見通し。2020年度から運用を開始する(2024年まで)。



詳しくは健康産業新聞第1660号(2019.1.16)で
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