2019年1月10日
食炭ブーム再燃の陰に“健康美” インスタ映えが人気に拍車 

 高温焼成した炭は、多数の微細孔を持ち、強力な吸着作用を有する。医療分野で活性炭(薬用炭)は、薬物中毒の解毒や整腸剤、慢性腎不全の治療などに利用されている。健康食品業界でも炭の吸着作用を利用したデトックス、クレンズ系のサプリメントが2000年頃にブームになった経緯がある。

 最近になって、米国セレブの間で炭の特性を活かした「チャコールダイエット」「チャコールクレンズ」と呼ばれるダイエット食品が人気となり、サプリメントや飲料などが多様な商品が流通している。その人気は日本にも飛び火し、国内でもエステ業界や通販で話題となる商品が登場、有名モデルやタレントが利用していることがメディアでも度々紹介されたことで食炭ブームが再燃。

 なかでも今回のブームでは、水に溶かすと“黒色になるインパクトの強さが「インスタ映えする」と、若い女性を中心にSNSを通じて拡散していることが特長的だ。

 食炭が注目される背景には、“健康美”に対するニーズの高まりがある。昨今の世界的な女性の美に対する意識は、単に痩せているではなく、健康的な締まった体に移っている。体を動かす女性が増え、「体の中からキレイになる」ことに対するニーズも高まっている。コールドプレスジュースや植物発酵エキスなど腸内環境改善系の商品の人気もその一つ。

 こうした中、重金属や添加物など体内の不純物を吸着・排泄させるクレンズ効果のある食炭にも再び光が当たっているといえる。

 現在、市場には粉末飲料や錠剤品などが流通。さらにサプライヤーからは「AGEs吸着作用に優れた食炭もあり、抗糖化分野でも期待できる」との声も。今年は大手企業から飲料タイプの新商品が出るという情報もあり、食炭ブーム再燃の今後に注目される。



詳しくは健康産業新聞第1659号(2019.1.2)で
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