2019年1月7日
2018年健康食品市場規模、前年比2%増の1.2兆円

 健康産業新聞の調査で、2018年の健康食品市場規模は前年比1.7%増の1兆2,475億円に拡大した。特定保健用食品の6,500億円と合計した市場規模は1兆8,975億円で、前年比0.4%増とほぼ横ばいとなった。

 健食市場を押し上げた主要因はドラッグストアの高成長に見られるインバウンド。国内では青汁が1000億円規模を維持しているほか、プロテインなどスポーツニュートリションが伸長した。「ゴボウ茶」「モリンガ」「ルイボス茶」なども盛り上がりを見せている。

 ただしインバウンドも、米中摩擦が思わぬ恩恵をもたらしたり、昨年9月の北海道胆振東部地震の影響を受けて減少したりで、先は読めない。

 無店舗チャネルでは、通販市場が前年比3.5%増の5,070億円。伸び率は鈍化しているものの、ネット通販が引き続き拡大した。一方、訪販市場は前年比3.0%減の3,370億円。取り締まり強化による市場全体の委縮、加盟会員の高齢化の進展などがマイナスに働いた。

 このほか、配置薬市場は前年比4.5%減の420億円。縮小傾向に歯止めがかかっていない。業界構造は大手寡占の傾向にある。宣講販市場は前年比5%減の310億円。老舗中堅がエリアを拡大させた一方で、大きく減収となる企業もあり、市場は縮小している。

 店舗チャネルでは、ドラッグストアなど「薬系店舗」の市場規模が前年比6%増の2,350億円と好調に伸びた。店舗数も日本チェーンドラッグストア協会のまとめで、前年度から660店舗増加の1万9,534店舗に拡大。インバウンドを中心に、国内需要もテレビで話題となった「ゴボウ茶」や低価格帯の青汁、ダイエット食品、プロテインなどが売れ筋だった。

 健康食品・自然食品専門店など「食系店舗」の市場規模も前年比5%増の955億円と、4年連続で成長した。エゴマ油など機能性植物油や、もち麦などがヒット。EPA・DHAを含む「サバ缶」ブームは社会現象となった。サプリメントの売れ行きは厳しいが、食品形態の健康志向食品が伸長しているとの声も聞かれた。つづく



詳しくは健康産業新聞第1659号「別冊新年特別号」(2019.1.2)で
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