2018年12月27日
特集【サケ由来機能性素材】 プラセンタ、PGが好調

 サケは「捨てる部位がない魚」と呼ばれ、身にはアスタキサンチン、アミノ酸、ビタミンD、皮にはⅠ型コラーゲン、鼻軟骨にはプロテオグリカン、Ⅱ型コラーゲン、コンドロイチン、白子(精巣)には核酸、卵・脂肪にはEPA、DHA、卵巣外皮にはプラセンタ様成分――など、各部位に有用成分が含まれている。

 サケ卵巣外皮に含まれるプラセンタ様成分は、活力や疲労感軽減、妊活や更年期症状の緩和などを訴求した商品に活用される。原料は1キロあたり3~20万円で流通する。現在、広範囲な機能性研究が進んでおり、美容分野だけでなく、今後はアミノ酸を豊富に含む特長を活かし、サルコぺニア対策やストレスや抑うつ関連の製品開発も進む見込みだ。サプリ用途での市場規模は、約250億円と見られる。

 サケ骨軟骨に含まれるプロテオグリカン(PG)は、タンパク質と糖鎖が結合した複合糖質の1つ。体内では軟骨や皮膚に存在しており、コラーゲン、ヒアルロン酸の働きや産生を促進することによる肌の抗シワ、保湿作用、軟骨の復元を促す再生力がもたらす関節サポート作用があり、健康食品・化粧品への採用が進んでいる。原料は1キロ当たり23~25万円で流通。市場規模も拡大傾向にあり、今年度は350億円を突破したとみられる。大手企業も数多く製品化しており、関節対応、美肌領域で機能性表示食品にも受理されている。
 
 サケの白子には多く含まれている核酸(DNA)は、基礎代謝に関わる健康維持・増進に大きな役割を果たす栄養素であり、「第7の栄養素」とも呼ばれている。サケ白子の核タンパクからは、核酸のほか、塩基性タンパク質(プロタミン)、ポリアミンなどの機能性成分が抽出でき、原料として活用されている。近年では、NPO法人遺伝子栄養学研究所や神戸大学などで機能性研究が進められ、筋肉維持や抗疲労、肌質改善作用などのエビデンスが構築。スポーツニュートリションやエイジングケア訴求の製品への活用が期待される。つづく



詳しくは健康産業新聞第1658号(2018.12.19)で
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